撮影に行くのが楽しい、と多くのキャストが話す『ひよっこ』の現場。通常の朝ドラの現場なら、撮影をすべて終えた俳優たちから現場を離れていくのだが……。菓子チーフプロデューサーに制作の裏側を聞いた。

「プロデューサーとしては怖いのですが、実はまだ役者さんが誰ひとり『撮り切り』になっていません。お疲れさまの花束をまだ、誰にも渡していないんです(7月29日現在)。書き下ろしの物語なので、どの人物にも、再登場の可能性が残っています。綿引(竜星涼)も再登場しましたし、もしかしたら島谷も出てくるかもしれません(笑)

 いろいろな人との出会いと別れを経験しながら成長し、ついに父親との再会を果たしたみね子。後半、気になるのは谷田部家に戻った実の“これから”。

「最初は、あるきっかけで、例えば田植えをしていると“あっ、これは……”みたいに記憶が戻る、とやろうと思っていました。でもこれまでの人生を忘れていても、実という男を生きていく中で、家族と生き直すというか。記憶が戻らなくても、美代子と初めからもう1回恋をしてもいいじゃないか、新しい人生をふたりで歩き出すことで幸せを感じることもいいのでは、と思いまして。谷田部家がどう再生していくか、楽しみにしてください」

まさかの結婚で奥茨城に嫁いだ高子(佐藤仁美)のその後は? (c)NHK