冗談を言いながらも役者として認め合う仲

──最初に共演したときの、お互いの第一印象は?

橋本 『薄桜鬼 藤堂平助篇』という作品の共演が最初ですが、今と変わらず、接しやすい人でした。

高崎 そのころからしっかりしてたでしょ(笑)。祥平は寡黙(かもく)だったね。いちばん後輩だったし、事務所の先輩の役を引き継いだので、ずっと気を張ってひとり黙々と練習してた。それが今ではずーっとしゃべってるわ、台本も覚えないわ……。

橋本 ちょ、ちょっと! ちゃんと覚えてるよ!

高崎翔太 撮影/伊藤和幸

高崎 うそうそ(笑)。たった数年で、今や主役を任されてみんなを引っ張っているから、すごいよね。

橋本 いや〜(照)。翔太くんはいるだけで現場の雰囲気を変えられるので、僕もそんな役者を目指してます! 特にお芝居のギャグパートは、翔太くんを意識してギャグを作ってるんです。

高崎 え? 何でギャグ? しかも祥平のギャグ、まあまあスベってるし(笑)。今ではご飯食べに行ったり、温泉に行ったりね。それで今回、誰か仲のいい人を(対談相手に推薦して)ってことで、すぐに祥平をリクエストしたんです。

橋本 本当にうれしかった!

高崎 まぁ、実はその前に10人くらい挙げたんだけどね〜(笑)。

橋本 え〜! 僕は11人目なの?

作品の枠を飛び越えた奇跡のクロスオーバー

──年末には、それぞれが座長を務める舞台を含む、合同ライブに出演し、ファンを沸かせた2人。

高崎 「STAGE FES 2017」(ステフェス)という、4つの2.5次元作品のキャストが集結した年越しイベントに、僕らも出演したんです。僕は『おそ松さん』のおそ松役、祥平は『KING OF PRISM』(キンプリ)という舞台の一条シン役。やるなら作品の垣根を越える何かをやりたくて。それが実現できたんです!

橋本 僕の演じる一条シンは、“無限ハグ”っていう技を持ってるんですね。「無限ハグ」って言うと、自分の分身が無数に現れ、みんなにハグするという技なんですけど、ステフェスの一部のときに僕が「無限ハグ」って言ったら、おそ松さんの6つ子が次々舞台上に出てきてくれて、ひとりずつ僕の無限ハグを受けてくれたんです!

高崎 一緒にライブをやるって決まってから、ずっと温めてきてたアイデアで、絶対やりたかったんです。

橋本 本当ならありえないことが起こりうるフェスだったから、自分たちも思い切り楽しんだよね。