2012年に増床し、お弁当や惣菜、銘店ギフトなどが並ぶ食品フロア面積は1・4倍に。目玉は、全長60メートルの通路に、通年のべ1000種類以上もの弁当をそろえた『お弁当ストリート』。弁当・惣菜の3分の2を地下2階の厨房で作るというこだわりは、同店ならではだ。

店内に厨房を構えることでライブ感を演出。注文してから焼いてくれるので、できたてが味わえると評判だ
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「人気が高いのは、やはり肉系のお弁当。男性客を意識したこともありますが、働く女性にアンケートをとったところ、デパ地下ではガッツリ系の弁当を買いたいというニーズが多かったため、この『お肉の細道』という売り場ができました」(宮川さん)

 売り場に厨房スペースがある店舗もあり、できたての弁当の購入も可能。目の前で肉が焼ける“シズル感”を演出することで、OLやサラリーマン、旅行客の胃袋をつかんでいる。

 焼き肉の名店『叙々苑』やステーキ・ハンバーグの『ミート矢澤』から、鳥料理の老舗の新業態であるから揚げ専門店『たまひで からっ鳥』など話題の店が集結。リッチな気分を味わおうと、単価の高い弁当も売れるそう。

 惣菜・弁当担当マネージャーの鈴木徹さんに、おすすめを聞いてみた。

「社員に人気なのは、『牛たん かねざき』の厚切り牛たんステーキ弁当。1頭から6枚しか取れない、牛たんのなかでもやわらかい芯の部分をぜいたくに使い、注文をいただいてから焼き上げます。米沢牛専門の『梅ばち』の、すきやき・ステーキ弁当もスペシャル感があります」