「子どもたちは甘えん坊で、いつも“ママ、ママ”って。でも今、一生懸命自立しようとして応援してくれてるんです。そのおかげで仕事も子育ても両立できているし、本当にありがたいなって。そのうち離れていってしまうと思うと寂しいですけど、“強く育てよ!!”って母として思ってます(笑)

 キレイでかわいらしさもあって、それでいてカッコいい――。多くの女性が憧れる“オトナ女子”篠原涼子(44)。

 黄色のワンピースを身にまとい、スリットからのぞく脚がスラッとしていて美しい。

「何をおっしゃいますか!! 脚にお肉がつきにくいほうなんです。最近は運動もサボっていて身体に刺激を与えてないので、こうやってゆとりのある服を着てごまかしているだけです(笑)。今のうち自分にアメを与えて、もうちょっとしたら運動を再開しようと思っています」

 映画にドラマと、多数の映像作品で主演を張ってきた彼女だが、この夏に上演される『アンナ・クリスティ』で13年ぶりに舞台に立つ。

「このお仕事をさせていただいて28年たつんですけど、もうひとつ何か乗り越えたい、刺激が欲しい、自分が慣れないことに挑戦してみようと思っていたときにちょうど声をかけていただいて。せっかくこういう仕事をしているんだから、映像とはまた違ったフィールドでもみなさんに感動を与えることができたらと思ったんです」

 篠原の夫・市村正親といえば、言わずと知れた演劇界の大スター。何かアドバイスは?

「それが何もなくて、そっとされてます(笑)。たぶん私の緊張を察して、あえて触れてこないのかも。今は不安が大きいんですけど、何が転がってるかわからない世界。もちろん努力もしますが、せっかくなので楽しみながら頑張りたいと思います」

 劇中では、家族と恋人の間で葛藤する主人公・アンナを演じる篠原。佐藤隆太演じるマットから猛烈アピールを受け、2人は出会ってすぐ恋人同士に。

「あんなふうにエネルギッシュに“結婚しよう”って言われたら、女性は心奪われちゃいますよ。今は結婚して13年もたつのでそんなことはないんですけど、そんなにグイグイ来てくれたらホロッていっちゃうかも!!(笑)

 そう言って見せる笑顔はハッピーオーラ全開♪ ラブラブですね、うらやましい!!

舞台に立つ主人には今でも惚れぼれします。やっぱりカッコいいんですよ。舞台って見てるとちゃんと鳥肌も立つし涙も出る。そうさせる役者さんってスゴいなって。見てくださる方がいて、そのお客様の反応で役者側の演技が変わったりすることもあるので、私もその一体感を生身で感じながらステージに立ちたいと思います」

 篠原涼子の人生を変えた〇〇とは?

「初めての舞台『ハムレット』(蜷川幸雄演出)のとき、本番が終わって楽屋に戻ると、机の上に1枚のハガキが置いてあったんです。そこには見てくださった方からのダメ出しが一面にギッシリと書かれていて。そんなショックなことがあった初舞台でしたが、“お芝居にどっぷり浸かってみよう”と思ったきっかけにもなった作品で。あのとき舞台に立ってなかったら、今の私はここにいないかもしれませんね」

『アンナ・クリスティ』

<出演作品>
『アンナ・クリスティ』
作:ユージン・オニール 演出:栗山民也
出演:篠原涼子、佐藤隆太、たかお鷹ほか


■7月13日(金)~29日(日)、東京・よみうり大手町ホール
■8月3日(金)~5日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
チケット発売中/http://hpot.jp/stage/anna2018