もし、それが自分の子どもだとしたら?

瀬戸康史 撮影/佐藤靖彦
すべての写真を見る

「全然、想像がつかない! 自分の子どもをこの手で取り上げる……ことはないと思いますが、先生と同じ側には立てる。そのくらいの気持ちで撮影に臨んでいます。女性の妊娠中のストレス、子育ての大変さなど、いろいろ勉強させてもらいました。不妊も、女性だけではなく、男性の問題でもあることがわかりました。僕が父になるとしたら、そういうことがわかるぶん、協力的でいたいと思います。ひとりでは乗り越えられないことってたくさんあるので。

 20代のころは、漠然と“結婚したいな”“子どもが欲しいな”と思っていましたが、30歳になって今回のような作品に触れ、改めて結婚や出産をリアルに考えると“まだ、僕には無理だな”と。親になる責任の重大さをひしひしと感じています」

記録的な猛暑日が続く今夏。やってみたいことは?

「う〜ん、BBQですかね? 今年はまだ、っていうより毎年してないです(笑)。あまり夏らしいことってしないんです。ドラマの撮影で海に行くくらい。仕事で外出することが多いので、プライベートはかなりインドア派。家でゆっくり過ごします。と言っても、家で台本を読んでセリフを覚えていることが多いですね」

今年、30歳になった瀬戸くん。ズバリ、30代の目標は? 

「特にないんです(笑)。30歳だからこう! みたいなことより、これまでどおり、焦らずに自分が関わりたい人や作品とじっくり向き合っていけたらと思います。実は、まだあまり30代という実感もないんです。32歳くらいになったら「30代って」と思えるようになるかもしれませんね」

<取材・文/村花杏子>