写真週刊誌『フライデー』が報じたドライブレコーダーのスクープ動画により、吉澤が嘘をついていることが白日の下にされされたことも、事務所の目算を狂わせました。

 酒量も当初の供述とは違い、増えている。事故直後、駐車スペースがなかったという供述も嘘。世間の風当たりは強く、「被害者との示談もまだこれから」(前出・情報番組デスク)というありさまです。

 事故の映像が報道された直後、事務所幹部は「まさか、こんなものが流れるとは……」と言葉を失っていました。同時に「吉澤には、すべてを打ち明け、捜査に全面協力することを第一に考えてほしい」と祈るようにつぶやきました。

 釈放されることによって、吉澤には世間の風当たりがダイレクトに伝わります。所属事務所が防風林になれるかどうか。

 明らかなことは、吉澤がしばらく芸能活動を謹慎するということ。それ以上のことはすべて未決定といいます。 

 芸能事務所関係者は、

「吉澤から契約解除の申し出があったとしても、すぐにはそうできない。メンタルが弱っているという話も届きます。突き放してもバッシング、かばい過ぎてもバッシングですから、事務所はまさに板挟み状態です」

 交通事故で2人を巻き込み、事故後にさらに多くの人を巻き込んだ“ひき逃げ犯”となってしまったヨッシー。勾留期限が近づき、関係者の憂鬱(ゆううつ)は増すばかりです。

<取材・文/間垣ジェーン美瑠>