『万引き家族』のあの子が登場

「『万引き家族』で大きい賞を取った後の撮影でしたが、城(桧吏/じょう・かいり)くんの佇(たたず)んでいるだけで感じられる圧倒的存在感や、目力の強さが魅力的で。さらに、彼はとても美少年なんです。城くんからどうやって西田さん演じる菊次郎に成長していくんだろうというのも楽しみにしていただきたいひとつかなと」(鈴木)

「補足ですが、私の幼少期の写真を見ると、城くんそっくりなんですね。私の写真をもとにオーディションが行われたのかな、と思うほどに」(西田)

これだけは言わせてください!

「西郷吉二郎役の渡部豪太くんは、クランクインしてから空き時間にもずっと剣術の練習をしていて。38話では錦戸(亮)くん演じる従道に、一撃でやられてしまいましたが、これだけは彼の名誉のために言わせてください! おそらく共演者の中でもいちばん剣術が上達しているのは、渡部豪太くんだと僕は思います!」(鈴木)

(c)NHK
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まさかの出会いにビックリ!?

「鹿児島ロケの帰りに、温泉に行って身体を洗っていたら、隣の方が“鈴木さんですよね?”って声をかけてくださって。“私、上白石萌音の父です”って言われたんです。“ええー! なんでここに!?”と思ったら、結婚記念日ということで奥様とたまたまいらっしゃっていたんだとか。まさか鹿児島で、上白石さんのお父様と裸の付き合いをするなんて思っていませんでした(笑)」(鈴木)

(c)NHK
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これからの見どころは?

「たくさんあるんですが、ひとつというならばやはり西郷隆盛と大久保利通の関係性です。鈴木亮平と瑛太という、同い年の俳優の全力のぶつかり合い。決して攻撃という意味ではなく、愛情や憎しみなどすべてが込められた本気のぶつかり合いを、ぜひ見ていただきたいです!」(鈴木)

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「(福島県出身で)会津側の人間ですので、いろいろな思いがある中でこれまでの展開を見てきて。世の中を変えるために、犠牲も必要になってしまうということを否定はしませんが、今作ではそこに“情”が強く入ってきます。日本人のメンタリティーを大きく刺激する“情”が、明治編にはたくさん詰まった集大成になっているのではないでしょうか」(西田)