岩村醸造では甘酒ソフトも販売 

「生活が見え、ぬくもりを感じる」

 撮影地はここまで。通りの“枡形”(街道を2度直角に曲げ、外敵が進入しにくいようにしたもの)の先は、江戸時代に栄えた商家が並ぶ。市の指定文化財の旧家は無料で見学できるほか、『えなてらす、いわむら。』、日本酒の試飲や奥行きの長い内部を見学できる岩村醸造、220余年かすてらを作り続けているという松浦軒本店など、見どころがめじろ押し。

「重伝建地区の中には人がまったく住んでいなかったり、観光向けの店ばかりの地域もあるようですが、このあたりは洋品店や金物屋、薬屋などの商売を続けているところが多い。生活が見え、ぬくもりを感じる、と好評いただいています」(近藤さん、以下同)

石垣が圧巻! 日本一標高の高い岩村城

 横道に入ってさらに進み、急な坂道を上ると岩村城跡にたどり着く。明治時代に廃城令で失われるまで700年間も存続した名城で、織田信長の叔母が城主だった伝説が残る。現存する見事な石垣と城跡から見下ろす町の眺めが素晴らしい。

 現在、岩村町では、この先も大勢の人に町を訪ねてもらおうと、地元以外の人が気軽に参加できる体験プログラムを実施している。

新グルメとして考案された“女城主合戦カレー”

「『半分、青い。』に教えてもらったことをヒントに、岩村城跡や城下町、町に残る古いものを、これまでとは見せ方や楽しみ方の視点を変えた取り組みを進めていきたい」

 名作の余韻に浸れる聖地へ、あなたもぜひ足を運んでみては!?