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ー ジャングリアの“勝ち筋”

 

 1月24日、沖縄県国頭郡今帰仁村に位置する『ジャングリア沖縄』が新たなアトラクション『グラビティ ドロップ』の運行を開始する。

ジャングリアの“勝ち筋”

「新アトラクションは、約20メートルの高さで宙づりにされた状態から、フックを外され真下に落下する恐怖体験が味わえるもの。ネットに着地しますが、着地時の最大時速は57キロとのこと。ゴールデンウイークにはさらなる新アトラクション『やんばるトルネード』の登場も控えています」(旅行ライター、以下同)

 ジャングリアといえば、昨年7月にオープン後、ネット上では、過度なイメージ画像と現実とのギャップやグーグルマップのネガティブな口コミ削除疑惑、入場システムの不具合、暑さ対策など、あらゆる観点からさまざまな議論が巻き起こり、物議を醸したことが記憶に新しい。

 マイナスな声が拡散され、窮地に立たされているジャングリア。そんな中、更なる逆風が吹いているという。

「ジャングリアは、大阪の『ユニバーサルスタジオジャパン(以下、USJ)』をV字回復させたことで知られる森岡毅さんがCEOを務めるマーケティング会社『刀』がコンセプト設計やブランドの価値向上を目指しています。

 しかし、その『刀』が手掛けた東京・お台場のテーマパーク『イマーシブ・フォート東京』が、開業からわずか2年で閉業となるのです。この2年での累計赤字は62億円にも上るそうで、『ジャングリア』も“2年で終わるのでは”と囁かれています。これまでの悪評とも相まって、不信感が蔓延し始めている状況です」

 “閉業"の2文字が視野に入る一方で、“勝ち筋”もあるという。

「実はZ世代の間で、興味関心が高まっているそうです。これは若者世代から支持されているインフルエンサーらの影響もあるかもしれませんね。

 開業前、現役の大学生200名を対象に行ったとされるアンケートでは、約85%の方が“行きたい”と回答。もちろん、開業後にさまざまな問題が発生したことは事実ですし、依然懐疑的な視線が注がれていることは確か。ただ、潜在的にはジャングリアに対し、“意欲的”ということなのでは」(前出)

 実際、若者ユーザーが多いXでは「正直超楽しめた」「思ってたよりおもろかった」などという声のほか「ジャングリア沖縄の成功のカギはZ世代リピーターらしいよ」「ジャングリア沖縄か、東京ディズニーランドか、ユニバか、、、迷ってる」など、ディズニーやユニバーサルスタジオと同等に考えている人も。

 パンフレットと実際の光景のギャップなどの指摘はあるものの、広大な自然を堪能でき、ユニークなアトラクション体験は豊富なジャングリア。良くも悪くも知名度はかなり高くなっているのは確かだ。

 “マーケティングの神”の手腕が試されているーー。