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ー フリマサイトでは高額転売も

 

 今、さまざまなキャラクターを立体的にした『ボンボンドロップシール』が空前のブームとなっている。キャンディ(ボンボン)やしずく(ドロップ)のようなかわいらしい見た目が人気を集めているが、ネット上には「早く流行が終わってほしい」など、ネガティブな声が噴出している。

フリマサイトでは高額転売も

 ボンボンドロップシールは、2024年3月に文具メーカー『クーリア』が発売した商品。出荷数はシリーズ累計で1000万枚を突破しており、子どもだけでなく、大人も夢中にしているようだ。

「人気に火がついたのは、2025年の秋ごろです。店舗に入荷すると即日完売するようになり、現在も品薄の状態が続いています。サンリオやディズニーといった人気キャラクターのほか、お菓子やお花モチーフなども人気。単純に集めるだけではなく、友だちと交換するのもボンボンドロップシールの楽しみ方のひとつです」(大手文具店スタッフ、以下同)

 1月27日には、衣料品チェーン『しまむら』がオンラインストアにてボンボンドロップシールの予約販売を開始。しかし、開始直後からアクセスが集中し、サーバーダウンする事態となった。その後、発売中止が発表されている。

 同日には、渋谷ロフトも公式サイトにて「安全確保とトラブル防止」のため、当面の間販売を中止すると告知していた。

「あまりにも人気が加熱しすぎて、販売する側も困惑していますね。しかもフリマサイトなどでは、ボンボンドロップシールが高額転売されているのも見かけます。1シート500円前後が正規価格ですが、その倍以上で取引されているのは当たり前。中には、1シート5000円以上で売られているものもあります」

正規価格の10倍ほどで高額転売されている『ボンボンドロップシール』(メルカリより)
正規価格の10倍ほどで高額転売されている『ボンボンドロップシール』(メルカリより)

 需要はあるのに“買えない”状態が続いてることに対して、ネット上には「子どものためにしまむらの通販待機してたのに、まったくダメだった。受注販売にすることも考えてほしい」「先着販売にしたらサーバーダウンするでしょ。転売ヤーが喜ぶだけですよ?」「本来は子どもが気軽に買えて、お小遣いで楽しめるものだったはず。今の状況は異常だと思う」など、悲痛な声が溢れている。

「ついには中国製のニセモノが出回ったり、シートを4分の1にカットしたものがクレーンゲームの景品になっていたりと、無法地帯と化しています。ネット上には“ニセモノだから誰も交換してくれないって子どもに泣かれた”“休みの日に何店舗回っても手に入らない……もうシール戦争に疲れた。早く流行が終わってほしい”“ゲーセンでボンドロ取れたと思ったら全部ニセモノだった。結構頑張ったのに最悪!”といった投稿も。流行に嫌気が差している人は多いようです」

 トラブルや転売が当たり前になっているボンボンドロップシール。この流行はいつまで続くのだろうか……。