一般人になっても、周囲からは“元皇族”として見られるのは当然。もちろん、眞子さまと結婚すれば、夫となる小室さんに対しても注目が集まることだろう。前代未聞の延期騒動は、どんな終着を見せるのだろうか……。

 実は、この延期によって絢子さんの結婚に影響があったと話すのは、前出の宮内庁関係者。

眞子さまの結婚延期が発表されてから、絢子さんの縁談が具体化していったんです。“良縁があったとしても、時期を見定めなくては”と、眞子さまへのご配慮があったのでしょう。

 さらに、眞子さまへの一時金の約1億5000万円が今年度の予算に組み込まれていたのですが、今年2月の延期によって宙に浮いてしまったんです。しかし、今年6月に絢子さんが結婚することが明らかになり、眞子さまの一時金をスライドさせることができたんですよ」

 前出の山下さんも、一時金の仕組みを次のように説明する。

今年度の皇族費に、今年11月にご結婚予定だった眞子内親王殿下にお渡しする一時金の予算がついていました。しかし、延期となったことで、この予算を絢子女王殿下の一時金に充てたと思います。同じ皇族費ですから、残った分を返納すれば問題ありません

 眞子さまは、複雑な思いを抱えて臨んだ晩餐会だっただろうが、いざ席につかれると笑顔がこぼれていたという。

眞子さまの隣の席は、黒田清子さん(49)と慶樹さん(53)ご夫妻だったんです。清子さんが積極的に眞子さまに話しかけていて、笑顔をお見せになる場面が多かったですね。内親王ですでに結婚されている“先輩”が、励まされていたのかもしれません。

 その後、ご歓談の時間に出席者同士が挨拶をした際、眞子さまは、同年代の女性と屈託なく会話をされていましたよ」(前出・宮内庁関係者)

 サーヤの優しさに、眞子さまのお気持ちもふっと軽くなったにちがいない─。