良質のタンパク質とオイルがカギに

「40~50歳以降は肌細胞を減らさないように、肌質を高める努力をしていきましょう」

 肌質とは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などのタンパク質を作り出す能力のこと。美肌づくりには、何が効果的?

「良質なタンパク質とオイルをとることが、肌のコラーゲン生成に役立ちます」

 タンパク質は、体内で生成されず食事からとるしかない必須アミノ酸の含有量が多いものをまんべんなくとるのがポイント。必須アミノ酸は大豆や卵、牛乳のほか、牛肉や鶏肉、豚肉などの肉類、魚類に多く含まれている。

「オイルも重要です。女性ホルモンやステロイドホルモンなどホルモンの原料になるのが脂質。これらのホルモンで肌の質は上がりますので良質のオイルは肌の質を上げる際に欠かせません」

 ただし、動物性の脂は少なめにして、オメガ3脂肪酸を多く含む亜麻仁油やえごま油、オリーブオイルなどを積極的にとるのがいい。

「肉は湯がいて脂を落とし、そのあとに香りや風味のあるオリーブオイルなどをかけるといいでしょう」

 さらに北條先生から“究極の特効薬”を教えてもらった。

「日常のストレスを減らすこと。特に、老化に対しては抗わないことです。ストレスを感じると肌の血流が悪くなり、せっかく栄養をとってもうまく体内に回っていきませんから」

 良質なタンパク質とオイルをとっていれば、いつの間にかキレイになっているかも!?


お肌がプリプリになるおすすめの一品
豆腐の豚しゃぶのせ

豆腐の豚しゃぶのせ

【材料(1人分)】
豆腐…1丁、豚もも薄切り…100グラム、サンバルソース(チリソースの一種)…大さじ1、レモン汁…大さじ1、オリーブオイル…小さじ1、ショウガ…小さじ2、パクチー…少々、塩…少々
【作り方】
豆腐はお好みの大きさにカットしておく。豚もも肉をしゃぶしゃぶをする要領で1枚ずつ湯がく。豚肉を豆腐にのせ、レモンをしぼって汁をかける。パクチーをのせて、オリーブオイルとサンバルソースをかける。塩分がなくてもOK。


《PROFILE》
北條元治先生 ほうじょう・もとはる。株式会社セルバンク代表取締役、弘前大学医学部卒業。東海大学医学部非常勤講師、形成外科医、医学博士。ヤケドの皮膚再生から、再生医療の道へ。細胞保管や再生医療技術の支援を行う会社を立ち上げ、皮膚培養の特許を供与。著書『美肌のために必要なこと』(スタンダーズ)など著書多数