マスコミが押し寄せたこともあって、逮捕から1週間くらいはお店を閉めていました。今はもう営業を再開してますよ。商店街の中にあるお店なので、昔から通ってくれている常連のお客さんが多いんです。もちろん、みんな今回のことは知ってますけど、あえて話題に出さないようにしています」(常連客)

 経営が好調だったからなのか、“新たな店”の話も出ていたそう。

『女性自身』が、自宅付近に飲食店をオープンする計画が進んでいたけれど頓挫したと報じました。店舗の目星がついたばかりだったとも報じていましたが、実際はまもなくオープンできるくらい準備が進んでいるといいます」(スポーツ紙記者)

 “新たな店”とは、彼が中目黒に開いていた静岡おでんバーの2号店。

2月に店舗の賃貸契約をして、今は内装工事中なんです。中目黒のスタッフが工事をしていますが、本来はピエールさんや、奥さんも一緒に参加するはずでした」(近所に住む男性)

 人気のエリアなので、物件探しには苦労したらしい。

ピエールさんとお店のスタッフが空き店舗を5件ほど内見していました。このあたりはなかなか空き物件が出ないうえに、すぐ埋まってしまって入れ替わりが激しい。物件探しには1年くらいかかっていましたよ」(不動産関係者)

 現地を見にいくと、新店舗の店長が自ら作業をしていた。

「4月にオープンなので、ぜひ来てください」

 と、近隣住民にも笑顔で告知しているという。

 近所では瀧容疑者のことを悪く言う人はいない。2号店にも、特に反対するような声はなかった。

「ピエールさんが、このあたりで夜な夜な飲み歩いているのを見たことはありませんね。入りづらい店が多いので、近所に気軽に行ける店があったらいいなと思って準備していたようです」(近所に住む女性)

 ただ、静岡おでんには少し気になる特徴がある。

「静岡おでんは東京のおでんとは違います。黒いスープで具材を煮込むのに加えて、食べるときに魚のだし粉をかけるんです。今のタイミングだと“粉をかける”というのがどうしてもコカインを連想させてしまいますから……」(同・近所に住む女性)

 店名に関しても懸念があるようだ。

さすがに1号店と同じ名前だとピエールさんのお店だとバレバレなので、しばらくは看板を出さずにやることにしたみたいです。事件を受けて、オーナーもピエールさんから奥さんにすぐ変更したそうですよ」(前出・近所に住む男性)

 逮捕されたとはいえ、静岡おでんに罪があるわけではない。今後は心を入れ替えて、おでんバーのスタッフとして働きながら罪を償っていくという方法もあるような気はするけれど─。