《普通に押されて死ぬ》

 3月26日の午後、ツイッターにはこんなコメントが続出。この日、東京・原宿の竹下通りは春休みで多くの学生でごった返していた。それに加えて、ある芸能人の目撃情報が流れて、一時はパニック状態となった。

SNS上で“真剣佑が竹下通りにいる”という情報が駆け巡ったんです。そのせいで、竹下通りには歩くのが困難になるほど多くの人が集まってしまい一時、閉店した飲食店もあったようです」(スポーツ紙記者)

 新田真剣佑は、アクションスターの千葉真一を親に持つ大ブレイク中のイケメン俳優。

「ロサンゼルスで生まれ育ち、英語はペラペラ。'13年に、映画『パシフィックリム:アップライジング』に出演してハリウッドデビューも果たしています」(テレビ誌ライター)

 '16年には、広瀬すず主演の映画『ちはやふる』に出演して、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。最近では、興行収入13億円を突破した映画『十二人の死にたい子どもたち』で主要キャストを演じて、注目を集めた。

マネージャーなしで現場入り!?

 ただ、真剣佑がその日に原宿にいたという事実はなく、ガセネタだったのだが、ウワサでこれほどの人が集まる人気ぶり。さぞかし所属事務所も彼をガチガチでガードしているかと思いきや……。

彼はファンミーティングを2月に3回、3月に2回行っているのですが、事務所のマネージャーの姿は1度も見られませんでした。あのクラスのタレントが、マネージャーなしで現場入りするというのは考えられませんね」(芸能プロ関係者)

 2月に発売された写真集『UP THE ROAD』(幻冬舎刊)のお渡し会でも、

「2月10日、大阪と名古屋で行われたお渡し会では、真剣佑さんはスタイリストと2人きりで行動していたそうです」(同・芸能プロ関係者)

 一方で、お渡し会より数日前の2月5日に行われた映画『十二人~』の舞台挨拶では、事務所のマネージャーがしっかりと同行していた。いったいどういうことなのか? 所属事務所に確認したところ、

ファンクラブ運営管理に関しては、本人がかねてよりお付き合いのある会社管轄になっております。ただ、ご指摘の写真集イベントは弊社案件のため、マネージャーは同行しておりました

 どうやら、お渡し会にはマネージャーがちゃんと来ていたようなのだが、ファンクラブ関連の仕事については、所属事務所は関知せず、ということらしい。だが、そのファンクラブ運営で“問題”が起きていた。昨年10月ごろ、ファンクラブの運営責任者だったA氏が、会費500万円を横領したと報じられたのだ。

A氏は千葉さんが息子の世話係として紹介した人で、この騒動で辞めました。ですが、いまだに千葉さんの息のかかった会社が真剣佑さんのファンクラブ運営をしているため、彼の送迎もファンミーティングの仕切りも慣れていない感じ。ノウハウのある今の事務所に一任したほうが安心だと思うのですが……」(前出・芸能プロ関係者)

 スターの階段を駆け上がる真剣佑には、父がきかせる睨みよりも芸能のプロによる手厚いサポートが必要かも⁉