大野雄大 撮影/山田智絵

 4オクターブの“聴かせる”ツインボーカルと、“魅せる”ダンスでファンを惹きつける5人組Da-iCE。4月1日に30歳の誕生日を迎えたツインボーカルのひとり大野雄大が、ソロとして初のアルバム『この道の先に』をリリース。「いつかアルバムを出してみたいと思っていた」と語る彼にインタビュー。

――表題曲の『この道の先に』は、ご自身で作詞・作曲を手がけられたものですね。

「はい。まだ、アルバムの話もなかった1年半ほど前に作ったものです。疲れているときなんかに口ずさめるような、そんな曲を作りたいなと思って」

――口ずさめるような曲と思ったきっかけは?

「30歳という年齢が迫ってきているなかで、地元の友達や友人は結婚して、子どもが生まれて、家を買ったり、仕事で独立したりしていて。そういう姿を目にしたとき、少し焦りを感じて、まわりと比べてしまう自分がいたんです。

 でも、大好きな“歌うこと”を仕事にできていて、ステージに立っているときは、すごく幸せ。だから、比べる必要はない。“自分は自分だから”と、僕自身に向けて書いた、手紙に近い曲です。同じように悩んでいる方も多いと思うので、何かを感じてもらえたらうれしいですね」

――収録曲『Changin’ feat. 川畑 要 (CHEMISTRY)』で、リスペクトするCHEMISTRYの川畑要さんと一緒に作業された感想は?

「(1995年~2001年まで放送されていたオーディション番組)『ASAYAN』を見ていた僕にとって、出演されていた川畑さんはすでに芸能人で、テレビの向こうのレジェンド。だから、今回は夢のような時間でした。

 3年くらい前に、Da-iCEとして一緒に出演させていただいたイベントがあったんです。僕も川畑さんもお酒が好きという共通点があるので“飲もうよ!”と、お誘いをいただいていたんですけど、なかなかスケジュールが合わなくて。今回のアルバム制作が決まったときに、すぐに僕から直接お願いをしたら快諾してくださいました」

――夢のような時間のなかで印象に残っていることはありますか?

「川畑さんがレコーディングされている姿を見て、初めての感じがしないなと思ったら、あっ『ASAYAN』のときと一緒だ! スゲー!って(笑)」

――川畑さんとの時間が、大きな刺激になったのでは?

「はい! すごく刺激になりましたし、もっと頑張らないといけないなって。川畑さんと僕の年齢がちょうど10歳違うので、自分が40歳になったときを想像したりして。どんなアーティストになっているのかなって、ワクワク半分、不安半分、プレッシャーも感じました」