「SMAP解散直後は、ジャニーズ事務所に残った木村さんが“裏切り者”のように見えたこともあり、世間から批判された時期がありました。しかし、やはり天下のキムタク。主演する映画やドラマのヒットが続き、大手広告代理店が調べている好感度も上昇中です。木村さんに対するスポンサーの見方もだいぶ変わってきましたよ」

以前からあったソロデビュー話

 そんな好調のキムタクが、満を持してソロデビューするという計画は、実は以前から持ち上がっていた。

「昨年から『ビクター』内では、木村さんのソロデビュー計画が水面下で進んでいました。というのも、今秋放送予定の木村さんが主演する『日曜劇場』での使用楽曲を歌う予定だったんです。

 しかし、なかなか話が進まず結局、頓挫してしまいました。どうやら、木村さん本人が首を縦に振らなかったようなのです。そのかわり、来年4月の『BG』続編に照準を合わせているという話です」(レコード会社関係者)

 ひとまず、テレビ朝日の広報部に『BG』の続編について問い合わせてみると、

来年の4月編成につきましては、決まっていることは何もありません

 とのこと。

 前述のように、キムタクへの楽曲提供が有力視されているのはビクターだというのだが……。

'91年にSMAPがメジャーデビューした際のレコード会社が『ビクター』でした。国民的アイドルとして大ブレイクするまでの、いわゆる“SMAP苦境の期間”も、同社からCDを出し続けていたのです。

 SMAPは、シングル曲もアルバム収録曲も、かなりの数の候補曲をまず集めてから、どの曲を採用するかを決める方式でした。その中には、有名アーティストやベテラン作曲家が手がけたものも多い。まだ世に出ていない優れた未完成の楽曲がたくさん残っているんですよ」(前出・レコード会社関係者)

 まだまだ今後もSMAPでCDをリリースしたかった『ビクター』だが、'16年のSMAP解散は“予期せぬアクシデント”だったという。