ふたりの元気の秘訣

市村「演じている人間に元気がないと役にパワーを与えられない。お客さんに“あんな役じゃない”って思われたら、作品にも役にも、お客さんにも申し訳ないじゃないですか。ただ、トイレの中とか、夜寝るときは元気ないかもしれないね(笑)」

小林「そりゃ、そうですよ(笑)」

(左から)市村正親、小林幸子 撮影/高梨俊浩
(左から)市村正親、小林幸子 撮影/高梨俊浩
【写真】キング・市村正親とラスボス・小林幸子の最強ツーショット

市村「最近、“何でそんなに元気なんですか?”って聞かれるんだけど、死んだら元気なくなるじゃないですか(笑)」

小林「もうやだ(笑)。私、検査フェチで検査するのが大好きなんです。だから、しょっちゅう検査に行って。大事なことですよ。大丈夫、何も心配がないって言うことが元気の源です」

■子どもたちから尊敬される?

市村「今回のアフレコでいただいたミュウツーのぬいぐるみを見た子どもが“何これ?”って聞くので“この声をやっているの”って話したら“えーっ!?”って(笑)。

 それを学校で話したみたいで、授業参観に行くと子どもたちが“ミュウツーやって”って寄ってくるんですよ。映画が公開された後、街を歩いたら子どもたちから尊敬の眼差しで見られるのかな?(笑)」

■ラスボスが若い人から愛されている理由

小林「いま芸能活動55周年でツアーを回っているんです。そうすると、演歌のファンではないなという人たちがポケモン映画1作目の主題歌『風といっしょに』を歌うとサイリウムをもって応援してくれて、“ボイジャー!”って呼んでくれるんです(笑)。“ラスボス”の愛称をいただけたのも、この主題歌を歌ったことが大きいと思います。今回、亀田誠治さんがアレンジして進化させてくださって。しょこたん(中川翔子)とコラボさせていただいています

ポケモン映画最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
公式サイト:http://www.pokemon-movie.jp/
(全国東宝系にて公開中)