高い社会性が存在した恐竜の世界

 また、日本の恐竜研究史上最大の発見と言われる、骨格の8割以上がそろう恐竜「むかわ竜」の実物化石と、全身復元骨格の展示も大きな見どころ

 床面に置かれた化石をくまなく見られるように、天井にミラーを配置するなど展示にも工夫が施されている。こちらも地元の北海道むかわ町以外では初公開とのこと。

日本が世界に誇るむかわ竜。現在、18道県から骨や歯、卵などの国産の恐竜化石が発見されている

 今回の「恐竜博2019」は初めてづくしの展覧内容があふれているので、恐竜初心者から、愛好家まで広く楽しめるスポットになっている。

恐竜の中にも、高い社会性が存在していたことが明らかになりつつあります。どこまでが恐竜で、どこからが鳥類なのか、その境界線がわからないくらい連続的な進化があったんですね

 恐竜が進化したように、恐竜博も進化しています。ぜひ、新発見を目撃しに訪れてください

 弱肉強食の世界だけじゃない。恐竜にも人間に負けない(!?)個性豊かな生態と暮らし、恋して、生んで、育てる“愛”があった

 子どものためだけではない、大人の恐竜博に足を運んでみては?

(取材・文/我妻弘崇 撮影/渡邉智裕)

特別展『恐竜博2019』
上野・国立科学博物館にて10月14日(月・祝)まで開催
開館時間9:00~17:00 金曜・土曜は~20:00
※入館は各閉館時刻の30分前まで
入場料(税込み)一般・大学生1600円、小・中・高校生600円
休館日 9月2日、9日、17日、24日、30日
その他お問い合わせ、詳細は
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル) https://dino2019.jp/