世界中が注目する中、約30年ぶりに行われた『即位礼正殿の儀』。その後、開かれた『饗宴の儀』には各国から王妃たちがドレスアップして登場! 

 クイーンたちの着こなしを、ファッションジャーナリスト・日置千弓さんに解説してもらいました。

レティシア王妃(スペイン)

レティシア王妃(スペイン) 撮影/JMPA

 情熱的なお国柄を反映せず、二の腕まで隠した慎み深いドレス。スペインは刺繍(ししゅう)などの手工芸技術が見事で、ショールなども有名ですが、そんな自国の装飾技術が白いお花の刺繍に存分に生かされていますね。でも、どこか振り袖のような感覚も。みなさん、本当に日本についてよく勉強なさってドレス選びをなさっている気がします。

スペインのレティシア王妃 撮影/JMPA

 とっても素敵なフラワープリントのデイドレス。まるでパリやミラノの来春夏のコレクションを見るようです。来シーズンに流行しそうな、こんなに明るい花柄ワンピースは、大人の女性にもよく似合う、という見本のよう。柄の一色をとったピンクのヘアバンドも、色がよく合っているので、どこか着物の柄にも似た華やかなドレスであるにもかかわらず、全体的にはシックにまとまっていますね。