“ドリンク×スイーツ”がヒットの法則

 辛酸さんを含めて、女性の識者が支持したのは『タピオカ』ミルクティー。

 トレンドウォッチャーのくどうみやこさんは、

「今年は広がりを見せましたね。昨年までは若い女子高生の間で流行していましたが、今ではスシローやドトール、コンビニでも買えるほど裾野が広がっていろんな人が楽しめるようになったと思います。街で行列を見かけたら、その先には必ずタピオカ店がある─。そんな状況になりましたよね。今年がピークで店は淘汰されていくと思いますが、定番スイーツとして根づいていくでしょう」

 “ドリンク×スイーツ”が流行の秘訣だという。

『ゴンチャ』など台湾の人気店が日本に上陸したことで、人気に火がついたタピオカドリンク

「タピオカは腹持ちがいいので、ランチがわりに飲む女性が増えています。節約にもなるし、『タピった』とSNSで発信できるし、今のトレンドにマッチしているんです。『わらび餅ドリンク』も少しキテおり、キーワードは『ドリンク×スイーツ』なんです」(くどうさん)

 このブームに辛酸さんからはこんな苦言が……。

「タピオカは私もたまに食べていますが、けっこうノドに詰まるんです。ストローで吸うとスポッと何度かノドにハマったので、体調がいいときだけ食べるようにしています。私は気をつけているので大丈夫ですが、高齢者がノドに詰まらせるような事故が起きないことを祈っています」

 タピオカ同様、世間で広がったのは、『サブスクリプション』(以下、サブスク)だと、くどうさん。

「サブスクの意味である定額制サービスは数年前から流行してましたが、今年で分野が一気に増えたと思います。“食”で言うと最初はコーヒー飲み放題から始まって、今ではラーメン、カレーも出てきて、この冬には鍋のサブスクもスタートするようです」

 1か月限定で、10数種類の鍋が食べ放題になるという。

「食のほかにも、眼鏡や家具も出てきました。今では企業向けに“どうしたらサブスクを始められるか”というセミナーがよく開かれており、企業側にとっても収益が見込めるのでしょう」(くどうさん)