《本公演を楽しみにお待ちいただいておりました多くの皆様には、ご迷惑をお掛けすることとなりますが、感染の拡大を収束するべく、このような判断とさせていただきましたので、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします》

 2月26日、中山美穂のオフィシャルサイトにて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3月1日の中野サンプラザ、そして3月7日のLINE CUBE SHIBUYA での【“MIHO NAKAYAMA BIRTHDAY CONCERT”】の公演を中止することを発表した。

50歳を祝いたかった!

 本公演は中山の50歳を記念するコンサートで、3月1日にいたっては本人の誕生日公演でもあった。

今回の公演を本当に楽しみにしていただけにショック。一緒に誕生日を祝いたかった」(中山美穂のファン)

 会場の機材置き場を解放し追加席を設けるほどの高倍率チケットだっただけに、ファンの悲しみはひとしお。記念すべきメモリアルコンサートで、前列の席が当選したことに喜んでいたファンは“振替公演があっても同じ席を取れるかわからない”と嘆いていた(ちなみにチケットは税込み9,000円)。

 今回のコンサート、誕生日というだけでなく、20年ぶりに歌手活動を再開したということもあり、中山自身も“お披露目”をかなり前から楽しみにしていたようだ。

“歌いたい“という思いは以前から強かったようです。ここ数年、繁華街にあるカラオケバーにひとり訪れ、歌うこともあった。調子がいい日は、ご自身のメドレー曲を一般の方の前で披露することも何度かあったと聞きます」(芸能プロ関係者)

 それだけでなく、3月1日の会場“中野サンプラザ”は'86年に初の単独コンサートを行った思い出の場所でもある。中山自身も残念な気持ちでいっぱいに違いない。

 新型コロナウイルスの猛威をうけ、さまざまなイベントが中止になっている中、ファンを思って苦渋の決断。はたして振替公演は行われるのか、50歳になった「ミポリン」が数々の名曲を披露してくれる日が来ることを期待したい。