「この先どうなるか不安だ」

 レギュラー出演する番組『イッテQ!』でも、注意を受けていたという。

4月4日に、森三中の黒沢かずこさんがコロナに感染したことが発表されました。番組から感染者が出たことで、プロデューサーから出演者へはもちろん、マネージャーにも仕事以外の外出を控えるよう通達していたそうです。手越さんは“最近はゲームをするか、犬と遊ぶくらいしか予定はないので心配ありませんよ”と話していたといいます」(日本テレビ関係者)

 しかし、実際はその言葉とは真逆の行動をとっていた。そんな彼に対して、番組側は怒り心頭のようで……。

「今回の件ですぐに降板させることは考えていないようですが、何らかの処置は検討しているそうです。これまで、番組では彼の不祥事をネタにしていましたが、今回はまったく状況が異なります。このまま彼を普通に出演させていては、番組も非難される可能性がありますからね」(同・日本テレビ関係者)

 各所からの注意を破って軽率な行動に走った手越。振り返ると、これまでは、彼が何か不祥事を起こしても見逃されることが多かった。

「'18年に小山慶一郎さんと加藤シゲアキさんが未成年の女性と飲酒していたことが発覚。小山さんは一定期間の活動自粛、加藤さんも厳重注意を受けました。その直後、手越さんも『週刊文春』で未成年の女性と飲酒した疑いがあると報じられましたが、処分は受けませんでしたね」(ワイドショー関係者)

 一見、優遇されているように見えるが、当の本人は不満を持っていて……。

「少し前から、周囲に“事務所は俺のことを縛っている。もっと自由に仕事がしたい…”と漏らしていました。事務所からすれば、手越さんが不祥事を起こすから制限をかけていたのですが、彼はそれにストレスを感じ、ますます夜遊びで発散するという負のスパイラルに陥ってしまったんです」(手越の知人)

 最近では、こんな発言も。

4月下旬に、プライベートで仲のいい友達数人と飲み会をした際に、“もう事務所を辞めようと思ってる”と話していたそうです。数年前からこうした発言が増えていたといいます」(同・手越の知人)

 手越がジャニーズからの退所を決意した背景には、最近の事務所の状況も関係している。

周囲には、“先輩たちがどんどん辞めていくから、この先どうなるか不安だ”と話していたそうです。'18年には元関ジャニ8の渋谷すばるさん、昨年9月には錦戸亮さん、さらに今年3月には中居正広さんが退所するなど、辞める先輩が後を絶ちません。特に、錦戸さんとは一時期、同じNEWSのメンバーとして苦楽をともにしていたので、ショックだったのでは」(別の手越の知人)

 デビュー当初9人だったNEWSは、たび重なるメンバーの脱退で4人になった。手越も抜けることになれば、グループの存続に関わる。

事務所には、まだ退所の意思は伝えていないと聞いています。今後のグループのことも含めて、これから事務所やメンバーと話し合っていくのでしょう。早ければ年内に退所する可能性もありますよ」(同・別の手越の知人)

 これまで応援してきた“チャンカパーナ”たちを裏切ったことに対して、いま何を思っているのだろうか……。