「私もきちんと謝りたい」

 一連の騒動でいまだに表舞台に立てない木下だが、水面下で復帰の準備が進んでいる。

「世間からのイメージが悪くなってしまったので、テレビや雑誌での復帰は難しい。事務所は、若者向けのインターネット広告で復帰できないか模索しているそうです。これからは“ママだけど自由な恋愛をする女性”というイメージで売り出そうとしているといいます」(テレビ局関係者)

 木下のバックアップは、まさに“事務所総出”となるようで……。

「木下さんの事務所には、SNSで人気を集めるインフルエンサーのタレントも多いので、彼女たちとのコラボも検討しているようです。また、YоuTubeで“優樹菜チャンネル”を開設する案もあるそうですよ。人気のユーチューバーにもオファーをかけているのですが、なかなかいい返事がもらえず、難航しているといいます」(同・テレビ局関係者)

 本人はどのような復帰プランを考えているのだろうか。自宅から車で出てきたところに声をかけた。最初は窓を開けず、何も話さなかったが、自宅の近くは人目につくためか、近くの道路を指さした。

 少し離れた場所に車を止め、携帯電話で誰かと少し話した後、窓を開けて取材に応じてくれた。

─ネット広告に出演して、復帰しようとしているそうですが?

「……ちょっとわからないです」

 復帰について聞くと、困惑した表情を見せた。

─SNSを中心に活躍されている同じ事務所のタレントさんと一緒に出演すると聞いています。

「マジ? 全然、聞いてないですよ!」

 最初は堅い口調だったが、質問を重ねていくと笑顔を見せ、ユッキーナらしい言葉遣いになった。交通量の多い道で話を聞いていると、記者に「そこにいて大丈夫ですか?」と気遣いも見せた。

─YouTubeにチャンネルを開設して、有名なユーチューバーとコラボする話が進んでいるそうですが?

「いや、あの……。そんな話はまったく。初めて聞きましたよ」

 復帰に関しては、彼女の知らないところで話が進んでいるのかもしれない。謹慎期間中の生活について聞くと、リラックスした様子を見せた。

「ご存じかもしれませんが、ずっと子育てをしていますよ。今日は最近出産した友達がいたので、お祝いをしにいこうと思っていたんです」

─タピオカ騒動から半年以上たちましたが、何か進展はありましたか?

「いまはまだ弁護士の方といろいろ話しているところです。お互い弁護士を立てているので、代理人を通じて謝罪の意思は伝えています。私もきちんと謝りたいですからね。相手の方には謝罪する意思を見せ続けていますよ」

'20年6月、初めて“タピオカ恫喝騒動”について語った木下優樹菜
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─オーナーの方は裁判も考えているそうです。訴状は届いていますか?

「最近、実家に帰ったりしましたけど、まだ届いていないと思いますよ」

 少しずつ前に進み始めているが、今後の生活には不安を抱いているようで……。

「シングルマザーになったので、働かないと生活できません。子どもたちの生活もあるので、母親として頑張らないといけないと思っています」

─芸能活動を再開したいという気持ちはある?

「再開したいというより、母親として再開しなきゃという感じです。いまは、自分がやるべきことをやっています」

 子どもたちのために、もう1度、仕事をしたいという思いがあるようだ。

─藤本さんと離婚された今でも、同じマンションに住んでいますよね?

「…………。(小声で)私、どうしたらいいかな? うんうん、オッケー。わかった」

 一瞬黙り込んで、先ほど電話で話していた相手に確認し始めた。どうやら、通話は続けていたようだ。藤本とのことは、デリケートな話題なのかもしれない。

「あの……。いまは活動自粛中なので、これ以上、お話しするのは難しいです」

 電話で何か言われたのか、急に口が重くなった。

─一連の騒動や報道に関して、木下さんから何か言いたいことはありますか?

「そういうのは復帰して、きちんとファンの方や迷惑をかけた方に対して、自分の言葉で言いたいです。会見を開くとか具体的なことは決まっていませんが、自分の言葉で話したいんです。こういうふうにどこかのメディアを通して言うのは優樹菜っぽくないから、そこはきちんとしたいと思っています。すいません……。これ以上は、事務所に聞いてもらえますか?」

 10分間にわたって自らの思いを誠実に語った木下。再スタートに向けて着実に歩みを進めているようだ。