「誰とでも笑顔で話す、優しい子でした。小さいころは病気がちで。それで、強い子に育つよう小学校の時にサッカーを始めさせたんです」
そう語る両親の眼差しは温かい。母親も子どものころの話題になるとどこかうれしそうに、
「サッカーではトップ(フォワード)をやらせてもらって。スイミングや習字も通っていました。ダンゴムシとか虫がとにかく大好きで、担任の先生に虫の本をプレゼントしてもらったこともありました」
息子のサッカーチームの送迎のため、ワゴン車まで購入したという溺愛ぶり。
「動画みたいに、1人でわめくような子でもありませんでした。大人しくて、1人でポツンとゲームをするような子。『どうぶつの森』や『ポケモン』をやっていました」
中学卒業までサッカーを続け、毎日肌が真っ黒になるまで仲間とボールを追いかけた少年時代。母親が続ける。
「高校になるとレスリングを始めました。勉強はできませんでしたが、それでも運動ができて、健康ならいいと思っていました」
思春期の息子に手を焼くことはなかったか? 父親は、











