芸能界では多くの“2世”が活躍中だ。ここ数年で代表的なのは木村拓哉と工藤静香の2人の娘、長女のCocomiと二女のKoki,。ともにモデルとして活動する2人には、デビュー直後から高級ブランドの仕事が舞い込んだこともあり、当初は“七光り”などという揶揄もあったが、現在では2人のインスタライブは11万人もの視聴者が集まるなど、人気モデルの仲間入りを果たしている。

 そんな中、また1人新たな“2世”タレントが……。

父の教えを胸にグランプリを獲得

「‘06年に亡くなった岡田真澄さんの長女の岡田朋峰(ともみ)さんが、アナウンサー系の芸能事務所『セント・フォース』に8月より所属し、アナウンサーとして活動していくこととなりました。所属したばかりということもあって決まっている仕事はまだないようで、これから営業をかけていくようですね」(同・芸能プロ関係者)

 “ファンファン”の愛称で知られる岡田真澄さんが、'95年に再再婚した26歳年下の妻との間に生まれた長女が朋峰だ。

「朋峰さんが生まれた当時、真澄さんは63歳。70歳で亡くなられていますので、朋峰さんが父と過ごせたのはわずか7年ほどでした。彼女は大学在学中の'18年に『2019ミス・インターナショナル』の日本代表選出大会に出場した際、 “父は、どんなときもエレガントで気品の忘れない女性でいるようにと教えてくれました”とスピーチ。父との生活はわずか7年という短い期間ながら、エレガントだったお父さんの教えを胸にグランプリを獲得しました」(スポーツ紙記者)

 ‘19年には日本代表として『2019ミス・インターナショナル』世界大会に出場。その間、彼女は“ミス”としては意外な(?)バイトをしていた。

「日本大会のグランプリ受賞時はテレビ朝日でアルバイトをしており、『報道ステーション』を担当していたそうです。番組内で新聞を配ったり、主に雑用をこなしていたそうですね」(同・スポーツ紙記者)

 テレビ局でのアルバイト経験から、“ミス”として自信を深め、制作側から出演者側を目指したのだろうか――。

「日本代表に選出された直後に出演した、TBS系の『サンデー・ジャポン』でも、アシスタントを務める山本里菜アナウンサーが、自分が通う大学のOGであることを明かしたんです。あえてそこに言及したことで“やっぱり、アナウンサーになりたいんだろうね”と、局内でも話題になりました」(テレビ局関係者)

 その思いは、世界大会に出場した後も変わることはなかったようだ。

「来年4月入社のキー局のアナウンサー試験をひと通り受けたといいます。ただ、アナウンサーは人数もかなり限られているので、ある意味普通のタレントになるより難しく、“2世”といっても狭き門。残念ながらすべて落ちてしまったようですね……。とはいえ、今は局アナ人気は落ち着き、フリーのアナウンサーも増えているので、“局アナ”になることが一番の道かはわからないと思いますよ」(同・テレビ局関係者)

 ミス・インターナショナル日本代表となったときのように、“エレガント”なアナウンサーになれるか――。