12月4日から滝沢秀明が監督を務める映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が公開される。

「映画館での公開に先駆けて、10月から東京の『新橋演舞場』、京都の『南座』、名古屋の『御園座』で特別上映を行っています。映画館だけではなく、普段は歌舞伎の公演を行う劇場でも公開するのは新しい試みですよ」(スポーツ紙記者)

 昨年からジャニーズJr.の育成をする『ジャニーズアイランド』で代表取締役を務め、ジャニーズ事務所の副社長も担う滝沢だが最近、頭を悩ませる“事件”が。

中居正広さんや手越祐也さんなど、デビュー組の相次ぐ退所に加えて、10月2日には『文春オンライン』で宇宙Sixの山本亮太さんが無許可営業のスロット店で賭博行為をしていたことが報じられました。山本さんは契約解除され、グループも解散することに」(同・スポーツ紙記者)

収入激減のJr.を救うべく

 2020年は“厄年”になりつつあるが、滝沢には気がかりなことがある。

「Jr.の待遇です。今年は新型コロナウイルスの感染拡大によって、予定していたデビュー組のコンサートが中止に。その影響で、普段ライブでバックダンサーを務めるJr.の収入は激減しました。彼はそんな危機的状況を打開したいようで、『ジャニーズアイランド』の社員には、月に1~2回行われる会議でJr.をサポートできるようなビジネス案を5つ出すよう要請しているそうです」(芸能プロ関係者)

 ただ、すでに年内に予定していたアリーナクラスの公演はすべてオンラインで開催することが決まっており、しばらくは地方を回るツアーもできそうにない。

 そんな中、滝沢が注目しているものがあって──。

オンラインゲームでのライブは、新しいエンタメの形として注目(米津の公式インスタグラム)
オンラインゲームでのライブは、新しいエンタメの形として注目(米津の公式インスタグラム)

「8月7日に、米津玄師さんが人気のオンラインゲーム『FORTNITE』でライブを行いました。このライブは、ゲーム内で自分の分身となるキャラクターを作り、それを操作してイベント会場に行き、曲を聴くもの。米津さんのライブでは、3DのCGで加工された彼が歌う映像も流れました。仮想空間でライブをやるという斬新なアイデアは、音楽業界で非常に話題になりました。滝沢さんも刺激を受けたようで、“俺たちも、どんどん新しいことをやっていこう”と意欲を燃やしています」(レコード会社関係者)

 “Jr.を救う”という強い思いを持つ彼に期待が高まる。

滝沢さんは、事務所がまだインターネットと距離があった2018年に、YouTubeでJr.の公式チャンネルやSNSを開設するなど、常に新しい風を起こしてきました。Jr.にとっても、ファンにとっても“新感覚”だと思えるライブを考えているのではないでしょうか」(同・レコード会社関係者)

 2020年の“滝沢革命”から目が離せない!!