“第2の心臓”ふくらはぎまわりをほぐす

 ふくらはぎマッサージの基本的なやり方は、内側、外側、前側、後ろ側をそれぞれ下から上に向かってもむだけ。

「最初は少し痛いと感じるかもしれませんが、続けるうちにふくらはぎが柔らかくなり痛みも軽減してくるので、まずは少し痛いくらいの力でもんだほうが効果が早く出ます。もちろん弱い力でもんでも効果はあります」

 身体の不調を治したい場合、血流がしっかり改善するまで続けましょう。

「1回のマッサージでも、むくみが解消したり、足が軽くなったり、温かく感じたりと変化を感じることはできますが、まずは3か月、続けてみてください。また、改善までにかかる時間は年齢により大きく変わります。『年齢÷10』を目安に。50歳なら5か月続けてみましょう

 どんなに丁寧にふくらはぎをもんでも身体が冷えてしまっていると効果が上がりにくくなるので注意。

慢性的な冷え性の人は、お風呂に入り身体を温めてから行うと効果的。お風呂に入れない場合は足湯でもOK。また、ショウガ湯を飲んだり、足首にサポーターをつけたりと日常生活でも身体や下半身を冷やさない習慣をプラスするといいでしょう」

まずはウォーミングアップ

 硬くなったふくらはぎをいきなりもむのではなく、まずは、より心臓から遠い足先のストレッチからスタート。末端部分からほぐすことで血行がよくなり、ふくらはぎマッサージの効果も高まります。これだけで、ちょっとした不調が改善することも!

(1)足首まわし
 両足を伸ばして座り、(1)つま先を前方に伸ばす、(2)左に倒す、(3)つま先を自分のほうに引き寄せる、(4)右に倒す。この左まわしを3回、さらに逆回転の右まわしを3回、これを片足ずつ行う。手を使わず、自分の力で足首をまわすのがポイント。足首の柔軟性もUP!

(2)足指まわし
 片足を太ももの上に乗せ、足の指を1本ずつ手で持ってぐるぐるまわす。ポイントは指の根元の関節を起点に、大きくゆっくりまわすこと。左まわし、右まわし、それぞれ3回ずつ行う。冷たかった足指がポカポカするのを実感できるはず。

(3)かかと押し
 片足を太ももの上に乗せ、かかと周辺を人さし指の第2関節で3秒押す。かかと全体を9か所ほど押してみて、痛気持ちいいところを重点的に。かかとは足の中でもっとも循環が悪く冷えやすいので念入りにケアすることがポイント。

【もみ方のポイント】
●やや痛いぐらいの力で押しもむ
●下から上へと押しもむ
●息を吐きながら押すと効果的
●しこりは押しつぶすようにもむ

 では、次のページからは4ステップでできる“ふくらはぎもみ”をお伝えします♪