「“コロナ第三波”で不倫はさらに増える」

「もうひとつは、前々からしていた不倫が発覚するケースです。緊急事態宣言や外出自粛要請で、不倫相手に会いづらくなった。そこに“でも、会えないからこそ、会いたい”というバイアスがかかってしまうようです」

 コロナによって多くの夫がリモートワークになり、ふだんの妻の様子に目が届くようになった、という理由もありそうだ。また、

最初こそ夫に気を遣っていても、だんだんと大胆な行動をとりだす妻がコロナ以降、多く見受けられます。

 会いたい気持ちを制御できないばかりか、ますます行動に拍車がかかってしまうようです。“近所に買い物に行ってくる”と言って3~4時間帰ってこなかったり、“友達の家に遊びに行く”“実家に泊まる”と不自然に家を空ける妻も

 コロナで暴走した不貞行為が、意外なところから発覚することも。

「子どもの証言から発覚するケースがあります。不倫相手に会いに行くために子どもを誰かに預けるのはコロナ禍ではなかなか難しい。驚きますが、そこで子連れで浮気相手に会いに行ってしまう人も少なくないのです」

 そして後日、“知らないお兄さん(浮気相手)に遊んでもらったんだよ”などと子どもから夫に伝わり発覚する。可愛いわが子を内通者のようにしてしまうとは!

 また幼い子ではなく、成人した子が関わる場合も。

「これは不倫妻でなく夫、つまり父親の浮気を娘が見つけて相談にくるケースもあります。そんなとき娘はたいてい母親の味方になって“取れるもの取って、早く別れたほうがいいよ”などと母親を説得することが多いですね」

 妻から離婚を切り出す場合、子どもが成人したタイミングや、住宅ローンを払い終わったタイミングであることが多く、これらは定年離婚、熟年離婚と呼ばれる。団塊世代が大量定年になった時代に話題になり、熟年離婚はドラマや流行語にもなった。だが不倫妻が増えている今、逆に“夫が妻に三下り半を突きつける”ケースが増えるのかも?

「年末年始にはクリスマス、お正月など男女が盛り上がるイベントが多い。社会情勢が不安定なときほど不倫相手とのつながりを求める傾向があるので、コロナ第3波の影響も考えると、これからの時期はますます不倫が増加するのではないかと睨んでいます」

 妻たちの不倫はコロナ禍の中でいっそう盛んに繰り広げられているようだ。