今や、日本テレビの朝の情報番組『スッキリ』で、日本の「朝の顔」として認知されているハリセンボンの近藤春菜(37)。2016年3月から同番組に出演している彼女だが、当初の頃と今では、彼女の身辺は大きく変わっているという。

コンビで違う契約形態

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

「吉本の養成所NSCを卒業し、2003年にボケの箕輪はるかさん(40)とハリセンボンを結成し、活躍してきた春菜さんですが、実は今は、吉本興業との契約が、2019年に新たに導入された専属エージェント契約になっているんです。近藤さんは、個人事業主として吉本から仕事を請け負う形になっており、吉本と専属マネジメント契約を結んではいない状態です。

 一方、春菜さんの相方のはるかさんは吉本と専属マネジメント契約なので、コンビ間で契約形態が異なる形です。春菜さんが専属エージェント契約であることは、吉本興業の公式HPにも掲載されていることです」(民放キー局関係者)

 吉本興業の専属エージェント契約とは、会社が仕事の獲得や契約交渉、スケジュールの調整などの管理を主に行う従来の専属マネジメント契約と違って、マネジメントはタレント個人で行うというもの。導入に至ったきっかけは雨上がり決死隊の宮迫博之(50)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)が関与し、2019年6月に明らかになった“闇営業騒動”だった。

「闇営業騒動に関与した芸人が契約解除となって、事が終わるはずだったのですが、2019年7月に宮迫と亮が会見を開いたことで、吉本興業と芸人の契約の仕方にもスポットライトが当たりました」(芸能記者)

 宮迫と田村の会見後の2019年7月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、吉本に所属する極楽とんぼの加藤浩次(51)が「今の会社の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞めます!」と啖呵を切って大きな話題に――。

「生放送の『スッキリ』での、台本にもなかった加藤の思い切った発言は“加藤の乱”とも呼ばれました。しかし、その後、トーンダウンし残留を表明して謝罪。加藤は吉本興業の上層部と話し合いを持ち、そこで専属エージェント契約を加藤サイドが提案したと、2019年8月放送の『スッキリ』で明かしています」(前出の芸能記者)