上半身の不調(肩こり、頭痛、眼の疲れ)

 筋肉は連動しているので、首→肩→頭→目と続けて行うとスムーズに解消。

【不調1 首こり】

 首こり”とは、首の後ろ、うなじ周辺の筋肉がこり固まった状態。スマホ操作や家事などで長時間同じ姿勢を続けると、6~8kgもある頭部を支え続けている首は、ガチガチに。

●「後頭下筋群」という首の付け根にある筋肉。首の深部に位置し頭を支える役割を担う、ここをほぐす!

《POINT》
行う前に真上を向いて首の動きを確認しましょう。終わってから同じ動作をすると、動きが楽になるのがわかります」

《POINT》行う前に真上を向いて首の動きを確認しましょう。終わってから同じ動作をすると、動きが楽になるのがわかります」姿勢はまっすぐ! 強さはイタ気持ちいいぐらい
《POINT》行う前に真上を向いて首の動きを確認しましょう。終わってから同じ動作をすると、動きが楽になるのがわかります」姿勢はまっすぐ! 強さはイタ気持ちいいぐらい
【図解】イラストでポイントを解説

STEP1
首の付け根にゴルフボールを当てて、軽く押し当てながらコロコロと転がす(15秒)。

STEP2
特に痛みを感じる場所を探し、ゴルフボールを押し当て、グーッと圧をかけていく(5秒)。机などにひじをのせて体重をかける。

【不調2 肩こり】

 首や背中が緊張するような姿勢での作業、猫背、運動不足、冷えなどのほか、重いショルダーバッグをもつことなども原因に。慢性化すると、頭痛、めまい、眼精疲労などを伴うことも。

首から背中を覆う「僧帽筋」(そうぼうきん)の上部と、首と肩甲骨をつなぐ「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」、ここをほぐす!

《POINT》
「首こりと同様に、行う前に両腕を真上に上げて上がり方をチェック。終わってから同じ動作をすると、腕がスッと上げやすくなっているはず」

《POINT》「首こりと同様に、行う前に両腕を真上に上げて上がり方をチェック。終わってから同じ動作をすると、腕がスッと上げやすくなっているはず」筋肉の流れ(縦)と交差するように
《POINT》「首こりと同様に、行う前に両腕を真上に上げて上がり方をチェック。終わってから同じ動作をすると、腕がスッと上げやすくなっているはず」筋肉の流れ(縦)と交差するように

STEP1
首の後ろ(僧帽筋の上部)にゴルフボールを軽く押し当てながらコロコロと転がす(15秒)。両手に1個ずつ持って行ってもOK。

STEP2
ゴルフボールを、持った手と逆サイドの肩に当て、肩甲挙筋にそうように転がしてマッサージを(左右5秒ずつ)。

STEP3
特に痛みを感じる場所を探し、ゴルフボールを押し当て、グーッと圧をかけていく(左右5秒ずつ)。