下半身の不調(腰痛、足の冷えとむくみ)

 下半身は大きい筋肉が多いので、手でほぐすのは大変。ゴルフボールで効果的に。

【不調5 腰痛】

 運動不足による腰のまわりの筋肉の衰えと、柔軟性の低下が原因。また長時間、悪い姿勢で座っていると骨盤が正常な位置より後ろに倒れた状態となり、腰痛を引き起こす。

●お尻の筋肉「大殿筋」(だいでんきん)の上部、骨盤の上のほう、ここをほぐす!

《POINT》
「ケアの前と後に前屈をやってみると、効きがわかります。腰の筋肉がやわらかくなるので、前屈がしやすくなっているはず」

《POINT》「ケアの前と後に前屈をやってみると、効きがわかります。腰の筋肉がやわらかくなるので、前屈がしやすくなっているはず」
【図解】イラストでポイントを解説

STEP1
壁を背にして立ち、腰と壁の間にゴルフボールを1つはさんで、腰を左右に動かしながらコロコロと転がす(15秒)。

STEP2
特に痛みを感じる場所を探し、壁に体重をかけてゴルフボールを押し当て、グーッと圧をかけていく(左右5秒ずつ)。

【不調6 足の冷え】

 運動量が少なく、足の筋肉への刺激がないと、筋肉がこわばり、血流やリンパの流れが悪くなる。とりわけ太ももは大きな筋肉と太い血管が通っているので、太もものケアが必須。

●太ももにある「大腿四頭筋」の前側、ここをほぐす!

《POINT》
「太い血管が流れている場所なので、滞っていると足だけでなく、全身の冷えや腰痛、下半身のむくみにもつながります」

《POINT》「太い血管が流れている場所なので、滞っていると足だけでなく、全身の冷えや腰痛、下半身のむくみにもつながります」

STEP1
ゴルフボールを左右の前ももに軽く押し当てながらコロコロと転がす(15秒)。

STEP2
特に痛みを感じる場所を探し、ゴルフボールを押し当て、グーッと圧をかけていく(左右5秒ずつ)。

【不調7 足のむくみ】

 運度不足などから、筋肉が硬くなり、血液やリンパ液を流すポンプ機能が衰えるとむくみとなって表れる。筋肉をほぐすことで、滞った流れをスムーズに。

●ふくらはぎの裏側にある「ヒラメ筋」、ここををほぐす!

《POINT》
「ふくらはぎをほぐすと、全身が温まってきますよ。またむくんでいるからと水分をとらないのは逆効果。血液がドロドロになりより血行不良に。水分はこまめにとって」

《POINT》「ふくらはぎをほぐすと、全身が温まってきますよ。またむくんでいるからと水分をとらないのは逆効果。血液がドロドロになりより血行不良に。水分はこまめにとって」

STEP1
特ゴルフボールをふくらはぎに軽く押し当てながら、コロコロと転がす(左右10秒ずつ)。

STEP2
特に痛みを感じる場所を探し、ゴルフボールを押し当て、グーッと圧をかけていく(左右5秒ずつ)。

【こんな人はケアを控えて】

「慢性的なこりではなく、寝違えやぎっくり腰といった急性の痛みがある場合は、このゴルフボールのこりほぐしはNG。筋肉を痛めて余計に悪化させてしまう可能性があります。また早く改善させようと、力任せにゴルフボールを押し当てるのもNG。筋肉の繊維がこわれて、炎症を起こしてしまう可能性が。力加減は、“イタ気持ちいい”を目安にして行ってください」

(取材/樫野早苗)

《PROFILE》
GENRYU ◎綜合整体GENRYU院長。理学療法士。身体の表面から深部までの癒着やねじれを根本から取り除く独自メソッドは近著『YouTuber整体師GENRYUの はがトレ「皮膚はがし」で痛み・コリ・たるみ、ぜ〜んぶ解消!』で紹介。https://www.youtube.com/channel/UCzHIFpC_Sx4enbniPNW2idg