セリフがないワケ

Q11 モルカーの声は、本物のモルモット?

『PUI PUI モルカー』は基本的にセリフがない。聞こえてくるのは効果音、BGM、そしてモルカーたちの“プイプイ”というキュートな鳴き声だ。

監督は最初から、モルカーは本物のモルモットの声でやると決めていたみたいです。ご自分が飼っているモルモットの声を使っていると言ってました。たぶん、ほかのモルモットの声も使っているとは思いますが……」(杉山EP)

 なんと、監督の愛するペットの声だったとは!

(C)見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ
【写真】『PUI PUI モルカー』のキャラクターたちを紹介!

Q12 セリフやナレーションなどがないのは、なぜ?

「『きんだーてれび』は子ども向けの枠です。未就学児もターゲットなので、言葉がわからない子にも理解できるようなお話になっています。同時に、日本語の通用しない海外でも見てもらえる作りになっています」(林P)

(C)見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ

Q13 出てくる人間は自己中心的。
そんな毒が盛り込まれている理由は?


 身勝手行為によって渋滞を引き起こしたり、ポイ捨てをしたりするダメ運転手、そして銀行強盗……。モルカーたちが振り回されているのは、自己中心的な人間たち。子ども向け番組ながら、そんな風刺が取り入れられているのはどうして?

「そもそも見里監督は、ほどよく毒のあるスパイシーな作風というか、作家性のある監督です。『PUI PUI モルカー』はもちろん子ども向け。だけど、彼の持っている毒というか、人間なり動物なりが持っているちょっと怪しい部分というものは、それなりに入れてもらいたかった。子ども向けだからと、ただ楽しいだけの作品を見里監督にお願いするのはつまらないから。“子どもに見せても大丈夫な範囲内で上手に入れてほしい”とオーダーし、監督がうまく取り入れてくれたなと思っています」(杉山EP)

「お話が単純じゃないので、1人が10回、20回と見ているようで(笑)。SNSなどには考察組がいて“こういう解釈なのでは?”とつぶやいていたり。大人はそんな楽しみ方もされているようです」(林P)

(C)見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ