3月3日付の『デイリースポーツ』に《織田信成氏裁判、和解へ》の見出しが躍った。

 フィギュアスケーターの織田信成がモラハラ行為により精神的苦痛を受けたとして、現役選手として活躍する宮原知子や紀平梨花を育てた濱田美栄コーチを相手取り、1100万円の損害賠償を求めた“モラハラ裁判”。

'19年11月18日の提訴から、もうすぐ1年4か月を迎える。

「'17年に関西大学アイススケート部の監督に就任した織田さんですが、濱田コーチに注意したことをキッカケに無視をされたり、陰口を叩かれるように。さらには、練習で学業がおろそかになっている学生のために織田さんが決めた練習時間の変更も、彼に相談なく撤回されるなどの嫌がらせを受けたと主張。一方で、濱田コーチは事実無根として、'20年2月に名誉毀損で330万円の損害賠償を求めて反訴しました」(ワイドショーデスク)

織田信成と濱田美栄コーチ、お互いに譲らない主張(裁判記録より抜粋)

 これにより裁判はドロ沼に。

濱田コーチに電話をかけてみても…

 織田が裁判で提出した答弁書には、濱田コーチの過激な指導内容が記載されていた。

織田さんが担当する生徒たちからは“濱田コーチは指導する生徒に向かって大声で罵声を浴びせたり、壁や水筒を叩きつけて威嚇する。自分は関係ないとわかっていても、ドキドキした”といった目撃証言だけでなく、コーチが指導する宮原さんのポニーテールの髪をつかんだり、氷の上に叩きつけることもあったというのです。その様子を見て心配した織田さんが宮原さんに声をかけると“もう慣れました”と話したそう。当然、濱田さんはそれらの証言をすべて否定しています」(スポーツ紙記者)

 両者の主張は平行線……と思いきや、突然の和解報道。週刊女性も大阪地裁で裁判記録を閲覧すると、お互いに和解案を検討する旨の記載が確認できた。しかし、2月18日には濱田コーチから、こんな上申書も提出されていた。

濱田さんが検討している和解案についての文書で“これまでの裁判でモラハラ行為を立証できていないのだから、私が謝罪することはできない。織田さんに提訴され精神的な苦痛を受けたため、逆に私に謝罪する条項を入れてほしい”と主張しています」(同・前)

 濱田コーチに話を聞こうとケータイに電話をすると、

「もしもし。もしも~し」

 と、繰り返すばかり。とぼけているのか、本当に聞こえていないのかは不明だが、しばらくすると一方的に電話が切られた。かけ直してみると一転、留守番電話に……。

 濱田コーチは、昨年4月から民間企業が運営するスケートアカデミーのゼネラルマネージャーにも就任。その関係者が裁判の内情を明かす。

和解なんかしませんよ。織田さんの主張は根拠もないし、向こうの勘違いでしかない。生徒に訴えられるならわかるけど、一緒に指導している人に無視されたと、大の大人が泣いて会見って……どうかと思いますよ。こんな裁判で織田さんに勝ち目はないでしょ

 織田の代理人弁護士は、「裁判中なのでノーコメント」とのこと。いまだ解氷の兆しすら見えない。