昨年6月にジャニーズ事務所を退所した手越祐也は、独立後も活動の幅を広げている。

「YouTubeに『手越祐也チャンネル』を開設し、格闘家の朝倉未来さんとのフットサル対決、元サッカー日本代表の城彰二さんとの対談などの動画をアップ。『エヴァンゲリオン』の渚カヲルのコスプレを披露したことも話題になりました。5月4日に富士スピードウェイで行われるレース『SUPER GT』で国歌斉唱を務めることも告知されていて、注目が集まっています」(スポーツ紙記者)

 4月16日には、アート作品に挑戦した動画を公開。

「社会活動家でアーティストの長坂真護さんとのコラボです。長坂さんは“サステナブル・キャピタリズム”を掲げ、不法投棄された電子廃棄物を再利用したアート作品を制作。その収益でガーナのスラム街に暮らす人々を支援しています」(美術ライター)

昭恵夫人も来場して

手越裕也が作ったアート作品。昨今のコロナ禍への憂いと未来への希望が込められている
手越裕也が作ったアート作品。昨今のコロナ禍への憂いと未来への希望が込められている

 手越はテレビ番組で自作の絵を披露し、“画伯”と呼ばれたことがあった。

「決してほめ言葉ではありません(笑)。上手とは言えませんが、シュールなセンスは独創的でインパクトがありましたね」(前出・スポーツ紙記者)

 コラボした作品は、キャンバスに電子廃棄物を配置して筆で色を加えていったもの。

本人も“絵というより工作”と言っていましたね。長坂さんから助言を受けながら真剣に制作していました。タイトルは『未来への希望』です」(前出・美術ライター)

 作品は、4月24日まで伊勢丹新宿店で行われていた『長坂真護展―天命回帰/Still A“BLACK”STAR―』で展示された。

会場には駐日ガーナ大使も訪れ、手越さんと挨拶を交わしていました。作品は110万円で販売され、購入者は“手越さんらしさが入っているところがいい”と話していました」(居合わせた男性客)

 手越の作品を目当てに訪れる人も多かったが、その中に、あの“ポジティブ夫人”の姿もあった。安倍晋三前首相の妻・昭恵夫人である。

昭恵さんは、手越さんの作品のところで足を止めていました。結局それは買わなかったんですが、長坂さんの作品を購入。ドラゴンをモチーフにした小さめの作品で、価格は35万円ほどでした」(居合わせた女性客)

 何を隠そう、昭恵夫人と手越は以前から交友関係にある。

「昨年3月23日に彼女が主催した“花見”に参加していたことが報じられました。花見の自粛が叫ばれていた中の出来事で、軽率だと批判が殺到。手越さんは6月の退所会見の際、“花見ではなく、レストランの庭の桜がたまたま満開だった”と釈明していましたが……。異業種交流の“安倍昭恵会”には定期的に参加していたそうで、今でも関係が続いているようです」(前出・スポーツ紙記者)

 手越は作品の一部をピンクで彩色したことについて「世界がよくなりますようにという願いを込めた」と話していた。桜のピンクを思い出していたわけではないよね!?