美味しくて健康にも良いと言われている本物のエキストラバージンオリーブオイル。でもいざ買い物に行ったり、ネット通販で探してみたりすると、どれがいいオリーブオイルなのか、見分け方が難しいです。主な原因は3つあり、

・国産のもの、外国産のものなどとにかく種類が多い
・値段の幅も数100円〜数万円と幅広い
・高価でも偽物のオリーブオイルもあると言われている

 これらの要素が織り混ざって、オリーブオイル選びはとても難しいものになっています。

 美味しくて品質の良いオリーブオイルは、かけた食材・料理の全てが美味しくなるという素晴らしい経験ができます。

 今回紹介するすこやか工房『オリーブハート』のオリーブオイルを例に挙げ、日本人の口に合う美味しくて健康にも良いと言われている本物のエキストラバージンオリーブオイルについて解説します。

オリーブオイルの効能

 まずはオリーブオイルそれ自体の効能からおさらいしてみましょう。健康に良い、良いとは言われますがどの成分がどう良いのでしょうか。

「オレイン酸」が悪玉コレステロールを減らす

 一価不飽和脂肪酸、オメガ9系脂肪酸に分類されるオレイン酸が「悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減少させない」働きがあるため、動脈硬化にともなう心筋梗塞・脳梗塞・高血圧など、生活習慣病の予防に役立つといわれています。また、オレイン酸には抗酸化作用があり、活性酸素の働きを弱めてくれます。

 また、オレイン酸は胃での滞在時間が短いため、余分な胃酸を分泌する必要がなくなります。このため胃もたれや胸焼けなどが少なくなり、消化器疾患の予防や改善に効果的です。

ポリフェノールが悪玉コレステロールの酸化を防ぐ

 オリーブオイルには、赤ワインやチョコレートで有名になった抗酸化成分であるポリフェノール類が30種類以上含まれています。その1つである「オレウロペイン」には、強い抗酸化作用があり、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の酸化を防ぎ、動脈硬化などの血管系の疾患を予防すると言う研究結果も報告されています。

良いオリーブオイルとは

良いオリーブオイルの条件は主に下記の項目が当てはまっていることが重要です。

・飲むことができる
・収穫されてから極めて短い時間で搾油されている
・コールドプレス
・容器に酸化を防止する工夫されている
・健康に良いオリーブオイルと認定されている
・トランス脂肪酸がとても少ない、全く検出されない

飲むことができる

 オリーブオイルにはいくつかの種類があります。大きく2つに分けられ、

・バージンオリーブオイル
・ピュアオリーブオイル

 という2つの呼び方があります。

 バージンオリーブオイルはオリーブの実を絞って作ったオイルで、オリーブの風味や栄養素がそのままオイルになっています。

 原料はオリーブの実だけで、加熱処理や化学処理を行っていないということがバージンオリーブオイルの条件です。

オリーブの木と実
オリーブの木と実

 ピュアオリーブオイルはオリーブの実だけを使ったバージンオリーブオイルと違い、一度精製したオイルが元になっており、オリーブ特有の栄養素がバージンオリーブオイルと比べて少ないのが特徴です。

 主に加熱調理用に用いられるもので、直接飲むにはあまりおすすめできません。

 バージンオリーブオイルの中ならそのまま飲んでも問題ありませんが、特に飲むというのならバージンオリーブオイルの中でも最上級の「エクストラバージンオリーブオイル」を飲むことをおすすめします。

収穫されてから極めて短い時間で搾油されている

 オリーブの実は水分が多く傷つきやすいので長時間保存することができません。

 収穫時点からオリーブの実は酸化と発酵が始まります。ですので最低でも24時間、できるだけ10時間以内に搾油(さくゆ)することが理想とされています。

 一度オイルになると成分が安定し酸化が進みにくくなるので、できるだけ空気に触れずに素早くオイルにすることがよいとされています。

コールドプレス

 バージンオリーブオイルを名乗るには、加熱処理を行なっていないことが必須条件です。またたとえ加熱処理を行なっていなくても、28度を超えると悪玉酵素が働きだすため、25度以下の低温で圧縮して油を絞り出す、コールドプレスで抽出されていることがとても大事です。

 しかし、香りなどを作りだすレポキシゲナーゼという物質が働く適切な温度は16~25度と言われているので、逆に低すぎてもよくありません。実をすりつぶす作業によりオリーブオイルは発熱するので、それを踏まえた徹底した温度管理がされた工場などで作られたものであることが非常に大切です。

料理のプロも認める高品質なオリーブオイル!『オリーブハート』

容器に酸化を防止する工夫されている

 オリーブオイルのきれいな黄緑色は、葉緑素の色です。葉緑素とは、植物が光合成をするために必要な化学物質で、葉緑素は光合成をすることで酸素を生み出します。そう、酸素が発生することによって酸化が進んでしてしまうのです。

 ですので、オリーブオイルが透明なボトルに入っていると、光合成を起こしてしまいやすく、未開封のままでも酸化が進んでしまうことがあります。ですので良いオリーブオイルを探そうと思ったら、色の濃い遮光されたボトルに入れられたものを探すことが重要です。

 強く酸化した食物油はかなり体に悪いらしいといわれています。オリーブオイルがきれいな黄緑色でなく透明になっていたら、味も落ちていますので使うのはやめておいた方がいいでしょう。

品質の良いオリーブオイルと認定されている

国際オリーブオイル協議会の公式サイトより
国際オリーブオイル協議会の公式サイトより

 オリーブオイルの品質には明確な国際基準というものがあります。これを決めているのは、国際オリーブ協議会(IOC)というスペインに本部を置く機関で、世界のオリーブ生産国のほぼすべて(97%)が属する、オリーブ業界における唯一の世界的機関です。

 IOCは、最高品質のオリーブオイルであるエクストラバージンオリーブオイルを名乗るために、次の2つの厳しい基準をクリアすることを求めています。

①「化学分析」の結果、オリーブオイルの酸度が0.8%以下であること

② 専門のオリーブオイルの鑑定士(テイスター)が実施する「官能検査」を受け、「エクストラバージンオリーブオイル」と認定されること

 現在日本で流通する「エクストラバージンオリーブオイル」と記載されたオリーブオイルには、上記の国際基準を満たしていないものも少なくありません。

 なぜなら、日本はIOCに加盟しておらず、国内で流通するオリーブオイルには日本独自の基準が当てはめられているからです。

・そもそも日本の規格に「エキストラバージンオリーブオイル」という項目がない
・日本の規格ではオリーブ油の酸価は2%以下という決まりがある
 →世界基準より高い酸度のオリーブオイルが流通している

 世界基準よりも高い酸度でも「エキストラバージンオリーブオイル」と名乗ることが日本ではできてしまうのです。

 なので、しっかりと国際基準で品質の認められたオリーブオイルを選ぶことが大切です。

トランス脂肪酸が全く検出されない

 本物のオリーブオイルにはトランス脂肪酸が含まれていません。しかし、一部のオリーブオイルにはトランス脂肪酸を含んでいる可能性があります。

 トランス脂肪酸を含む原因は、これまでに述べたオリーブオイルの製法にあります。

 収穫した段階から酸化と発酵が始まるので、精製までに時間が経ってしまうと、それだけで劣化が進んでしまいます。さらにオリーブオイルを精製する際に熱を加えすぎると、トランス脂肪酸が生成されてしまいます。

 容器も透明なものだったりすると店頭に並べられたり、買って保存している時にも光合成が促進され、酸化が進みます。

 日本の基準で作られたオリーブオイルは、国際基準よりも高い酸度でもオリーブオイルと名乗れるため、大量生産のために加熱処理や化学処理をした結果、トランス脂肪酸がオリーブオイルの中に含まれてしまうことがあります。

 ですので、オリーブオイル選びは非常に難しいのです。

料理のプロも認める高品質なオリーブオイル!『オリーブハート』

「オリーブハート」オリーブオイルについて

 非常に難しいオリーブオイル選び。そんな悩みを解決してくれるのが、すこやか工房「オリーブハート」のオリーブオイルです。

 

 「オリーブハート」の特長は下記のようになっています。

・最高峰の“生で飲んでも安心”なエキストラバージンオイル ・天然成分を損なわないコールドプレス製法で収穫から10時間以内に精油 ・光を通しづらく酸化を抑えやすい黒ビンの容器を採用 ・品質が明確で畑まで辿(たど)れ、EU食品安全機関にも認定されている

 先ほどお伝えした国際的な基準を満たし、本物のオリーブオイルを作っていることに加え、

・四季に合わせた限定のオリーブオイルをセレクト
・日本人向けに苦味を調整した、フルーティーな味わい
・美容成分であるポリフェノールがたっぷり含まれている

 というメリットもあります。

料理のプロも認める高品質なオリーブオイル!『オリーブハート』

最高峰の“生で飲める”安心なエキストラバージンオイル

 一般的に洋食に使われがちなオリーブオイルですが、オリーブハートでは和食や食材に“かける”といった、オリーブオイルの使い方を提案しています。

オリーブハートでは素材に“かける”だけという新しいオリーブオイルの使い方を提案(公式サイトより)。
オリーブハートでは素材に“かける”だけという新しいオリーブオイルの使い方を提案(公式サイトより)。

 ですので、“生”でかけても安心、そのまま飲めるほどフレッシュで美味しいエキストラバージンオリーブオイルを提供しています。

天然成分を損なわないコールドプレス製法で収穫から10時間以内に精油

 収穫したオリーブの実は、瞬間から酸化と発酵が始まるためなるべく早く搾油しなければいけません。

 一般的には24時間以内にするものとされていますが、すこやか工房ではさらに品質を高めるために特別に10時間以内で搾油を行なっています。

光を通しづらく酸化を抑えやすい黒ビンの容器を採用

 ボトルに詰めたあとで光合成が進まないよう、色の濃いボトルに詰めて出荷しています。

品質が明確で畑まで遡れ、EU食品安全機関にも認定されている

 オリーブハートのオリーブオイルは、なんと収穫したオリーブ畑まで辿(たど)ることができます。

 スペイン南部アンダルシア州にあるラス・バルデサス農園で収穫されたオリーブの実を搾油し、商品として出荷するまで全て自社内で完結しており、商品の製造工程にとても透明性があります。

ラス・バルデサス農園
ラス・バルデサス農園

 欧州の品質管理規則であるヨーロッパのISO9001を取得し、一定の品質を保つ体制が整っています。またADPと呼ばれる原産地保護認証も取得していて、ワインのボルドーやシャンパン、ドン・ペリニヨンのように、地域ブランドが確立されたオリーブオイルなのです。

 他にも、efsa(エフサ)というヨーロッパの食品安全機関がオリーブハートのオリーブオイルに対して認証をしており、安全性も担保されています。

 

料理のプロも認める高品質なオリーブオイル!『オリーブハート』

四季に合わせた限定のオリーブオイルをセレクト

 オリーブハートでは日本の四季ごとに異なる風味のオリーブオイルを用意しています。

 日本人の好みを熟知した国際オリーブオイル委員でありカタドールと呼ばれるオリーブオイルの鑑定士のヘロニモ・ディアス氏と、すこやか工房のオリーブオイルソムリエが特別ブレンドしたエキストラバージンオリーブオイルを、その季節季節に合わせて提供しています。

オリーブオイルの鑑定士のヘロニモ・ディアス氏
オリーブオイルの鑑定士のヘロニモ・ディアス氏

 季節ごとに選ばれたオリーブオイルは、日本の旬の食材に最適な香りと重さがあり、春のフレッシュさ、夏のすがすがしさ、秋のまろやかさ、冬の濃厚さをそれぞれ食材と共に感じることができます。

日本人向けに苦味を調整した、フルーティーな味わい

 日本人は苦味に弱い人が多く、本場のオリーブオイルは苦手、という人が少なくありません。

 すこやか工房では、オリーブオイルの鑑定士のヘロニモ・ディアス氏の監修により、日本人の舌に合いやすいようにブレンドを繰り返し、少し甘みがありフルーティーで何より口当たりの良いオリーブオイルを用意しています。

美容成分であるポリフェノールがたっぷり含まれている

 一般的には、オリーブオイルはよく完熟したオリーブの実を収穫して搾油しますが、オリーブハートでは完熟していない若くて青いオリーブの実を収穫し、それを10時間以内に搾油しています。

 

 こうすることで、ポリフェノールが通常のオリーブオイルよりも多く含まれたオリーブオイルを作ることができるのです。

 ワインなどにも多く含まれているポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。

 若くて青いオリーブの実は、完熟しているものよりも搾油できる量が少ないため、大量の実を用意する必要があります。ですので、「オリーブハート」は生産量に限りのある希少なオリーブオイルと言えるでしょう。

料理のプロも認める高品質なオリーブオイル!『オリーブハート』

オリーブハート倶楽部会員になるとお得

 すこやか工房では、オリーブハート倶楽部という制度があります。

 オリーブハート倶楽部会員になると、すこやか工房でオリーブハートを購入する際にいくつかのメリットがあります。

商品を優先的に案内

 通常購入するよりも優先的に季節のオリーブオイルを入手することができます。

 

 また、期間限定・数量限定で販売される初摘みのオリーブの実だけを使った「ヌエボ」という珍しいオリーブオイルを優先的に案内してくれます。

送料が安くなる

 オリーブハートは単品購入すると宅配便で税込770円の送料がかかりますが、オリーブハート倶楽部会員は2本以下の購入なら税込275円と500円近く送料がお得になり、3本以上なら無料です。

商品が5%割引

 通常価格よりも5%引きで購入することができます。

 ただし、購入は毎回2本以上する必要があります。

 お試しで1本だけ買ってみる場合は、送料がかかっても通常購入した方がいいです。

 オリーブハート倶楽部の入会には500円(税抜)がかかりますが、それ以降の月会費などは一切かかりません。定期的な購入をお考えながら、送料の面などでお得が多いので、入会して損はありません。

料理のプロも認める高品質なオリーブオイル!『オリーブハート』

デメリット

 すこやか工房でオリーブオイルを買うのにデメリットはあまりありませんが、しいて挙げるなら下記になります。

・1本あたりの価格が2000円以上
・会員になると、2本以上の注文が必須
・送料が毎回かかる
・入会金が必要(1回のみ、500円)

1本あたりの価格が2000円以上

 高品質な本物のエキストラバージンオリーブオイルなので、価格は多少お高めです。

 高いので日常的に料理に使うにはちょっと利用しづらいかもしれません。

会員になると、2本以上の注文が必須

 オリーブハート倶楽部会員になると、5%割引になったり、送料が安くなったりとメリットもありますが、その代わり必ず2本以上は注文しなくてはいけません。

送料が毎回かかる

 通常の購入よりも500円近く安くはなりますが、会員になっても毎回送料はかかります。3本以上なら無料なのでそこも検討すると良いかもしれません。

入会金が必要(1回のみ、500円)

 入会には入会金500円が必要で、会員を退会しても返金はされません。

 その代わり、退会してから1年以内の再入会であれば入会金は不要です。

こんな人にオススメ

すこやか工房のオリーブオイル「オリーブハート」はこのような人にオススメです。

・品質にこだわった美味しいオリーブオイルが欲しい人
・そこそこの価格も払っても良いオリーブオイルが欲しい人
・四季によって違う味のオリーブオイルを楽しみたい人
・料理が好きな人
・本物のオリーブオイルを探している人

 価格は少し高いかもしれませんが、商品の質の高さや安全性は価格相応、価格以上のオリーブオイルであることは間違いありません。

 ひと種類を買い続けるのではなく、季節に応じたオリーブオイルを提案してくれるのも魅力的です。

 この機会に、ぜひ本物のオリーブオイルを体感してみてください!