《お互いの生き方を見つめ直すために別々の道を歩むこととなりました》

 7月29日、映画コメンテーターの有村昆と連名で離婚を発表したフリーアナウンサーの丸岡いずみ。結婚10年目を直前にした終止符だったが、そのきっかけをつくったのは有村だった。

「5月に『フライデー』で女性とホテルで密会していたことが報じられ、本人もそれを認めるコメントを発表。レギュラー番組をすべて降板し、芸能活動を自粛していました。丸岡さんからは“襟を正すように”と言われたそうですが、けじめとして有村さんから離婚を申し入れたようです」(スポーツ紙記者)

 ふたりの間には、3歳の息子がいる。連名の離婚コメントでは“協力して子育てにあたっていく”としているものの、親権は有村が持つという。

 妻子を裏切った彼が、なぜ親権を持つのか。

離婚の決め手となったのは、有村さんの女性問題で間違いありません。ただ、実は丸岡さんは長引く“産後うつ”と育児に悩んでいたそうなんです。そんな彼女を見かねて、有村さんが息子さんを引き取ったようです」(丸岡の知人)

 ふたりが子どもを授かったのは、結婚6年目の2018年1月。不妊治療を経て、ロシアに住む代理母による出産で授かった待望の第1子だった。

赤ちゃんを現場に連れていた有村

 丸岡は同年2月、『婦人公論』のインタビューでこう語っていた。

《子どもが成長する過程でどんな状況が待っていようと、そのときそのときで、しっかりと向き合っていこうと思います。私たち家族3人で》

 覚悟を決めた丸岡だったが、周囲は異変を感じていた。

有村さんは、まだ赤ちゃんだった息子さんをたびたび仕事現場に連れて来ていて。冗談っぽく“ミルク代を稼がなきゃ”なんて明るく振る舞っていましたが“丸岡さんは赤ちゃんの面倒を見られない状態なのか”と、そのころから周りは心配していましたね……」(テレビ局関係者)

 初めての子育てに悩まない母親はいないとも思うが……。

「丸岡さんは、独身時代の2011年に“うつ病”の診断を受けていました。それを支えたのが当時交際していた有村さんで、結婚して“うつ”を克服したと思っていたのですが……。彼女には人知れず“自分で子どもを産んでいないことで批判を受けるんじゃないか”というストレスもあったそうで。キャスター時代からまじめで完璧主義者で、周囲に悩みを打ち明けることもできず、どんどんため込んでしまっていたようです」(前出・知人)

 そんなふたりを支えていたのが、有村の両親だった。

「丸岡さんの負担をなるべく減らすため、有村さんの両親も育児に協力していました。離婚する2週間前に両親は住んでいた都内の一軒家を売っており、今後は有村さんと同居して育児をサポートするようです」(有村の知人)

 悩める丸岡が巻き込まれた夫の“不倫未遂”という悲劇。離婚というひとつの終幕を迎えた今後は、ハッピーなシナリオをたどり直してほしい。