子どもを連れて不倫する妻

 休みの日に出かけるには口実が必要。その口実に使ったのは大切なわが子だった。

「40代前半の夫婦でした。コロナが流行する前であれば、女子会やママ友の集まりなどと言えばよかったのですが、今のご時世それを理由にすることは厳しい。そこで奥さんは“子どもと買い物に行く”と、子どもを連れて不倫相手の元へ通うことを始めたのです」

 6歳の子どもを連れて歩く男女は、はたから見れば平和な家族だろう。しかし父親に見える男は、赤の他人。

子ども同伴デート不倫(イラスト/こうき)
子ども同伴デート不倫(イラスト/こうき)
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奥さんが派遣社員として働いていた会社の直属の上司でした。同じ目標を持ち一緒に働いているうちに、男性的魅力を感じたそうです

 男性上司からすれば、自分の部下である彼女は手っ取り早く口説ける相手。男女の仲になるのはそう難しくなかったそうだ。

 不倫に気づき、露木さんの元に相談してきた“サレタガワ”の夫には、

「謝罪をさせて慰謝料をもらうことをすすめたのですが、相手男性からお金は振り込まれたものの、不倫関係は継続中。さらには、奥さんは不倫相手に夢中で目がハート状態で、“親権は夫に”とまで言い出しています」

 デートに連れ出していた子どもよりも、不倫相手をとった母親。現在、この夫婦は離婚協議中だという。