《“松本はお笑いに向いてない”って書き込みを発見。 お疲れ様でーす!》

 9月6日、ダウンタウン松本人志が自身のツイッターを更新したのだが、これが話題に。SNSを“エゴサーチ”していたのだろうか、《松本はお笑いに向いてない》という書き込みを発見したようだ。

「スポーツ紙などがネットニュースにして配信したことで、松本さんのツイートには瞬く間に7万以上の“いいね”が集まりました。“笑いの神やのに”“その人こそ書き込みに向いてない”“他に誰が向いてるの?”などと多くが松本さんを支持し、問題の書き込みを否定するものばかり。

 一方で、ネット掲示板などでは“結構エゴサしてる”“気になるんだ”などと、あの松本さんが“匿名ツイート”に対して、過敏に反応を示したことを嘲(あざ)笑うようなコメントも見受けられるなど、賛否を呼んでいるのです」(芸能リポーター)

 まもなく、騒動の発端となった問題の書き込みが特定されることに。それは2020年3月にツイッターに投稿された、リツイートが3件、「いいね」は5件という一般人によるもので、《松本って人はお笑いに向いてない感100》と、個人的な感想なのだろうが、たしかにSNS上で“松本”批判をしていた。

松本の「勘違い説」が浮上

 しかし、注目すべきはハッシュタグとして《♯そいつどいつ》がつけられていたこと。「松本さんの勘違いでは?」とはお笑いライター。

「この“そいつどいつ”というのは、ボケの市川刺身とツッコミの松本竹馬による2015年に結成した吉本所属のお笑いコンビ。そう、ツッコミ担当の名前が“松本”なんです。おそらくは、問題のツイート主はダウンタウンの松本さんではなく、“そいつどいつの松本”のことを言ったのだと思います。それを松本さんは“松本違い”をして、自分が批判されたものと勘違いをした、ということかも」

 “松本はお笑いに向いてない”騒動はダウンタウン松本の勘違い説、が立てられたわけだが、一方でベテラン放送作家は「それは違いますよ」と真相を明かす。

「松本さん、ネットニュースになって今ごろ“してやったり”ですよ(笑)。その批判ツイートは自分ではなく、松本竹馬に向けられたものと知りながら、あえて拾って見せたんですよ。実は同日、松本さんが審査員を務める『キングオブコント』2021年大会のファイナリストが発表されました。

 そして、5回目の出場にして初めて決勝戦に進んだのがそいつどいつ。ネタ作りをしているのは“お笑いに向いてない”と言われた松本竹馬の方だけに、見事に『KOC』ファイナリストになったことで、松本さんは“どうや、向いてるやろ”と後輩を擁護すると共に、決勝に向けて発破をかけたんでしょう」

 同じく準決勝に進出するも、敗退した間寛平と村上ショージのユニット『ヤギとひつじ』には、《残念ですが…素敵な先輩です》と労っていた松本。“笑いの神”は人情家でもあるようだ。