10月26日に眞子さまと小室圭さんが入籍し、同日に記者会見が行われると宮内庁から正式に発表された。皇族が結婚されるにあたって催される一連の儀式は行わず、“正式婚約なし”の結婚は戦後初という、超異例の運びとなった。

 一般の結納にあたる『納采の儀』などの結婚関連の儀式は、秋篠宮家の私的行事のため、当主である秋篠宮さまが行うか否かの判断を下されるもの。しかし、両陛下に挨拶をする『朝見の儀』や皇室の先祖がまつられている宮中三殿を拝礼する儀式すらも行われないのはなぜなのか。

 宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、これら2つの儀式を行わない理由を次のように推測する。

眞子さまはNYで就職先を確保

「今回の皇籍離脱の要因は結婚ですから『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』や『朝見の儀』を行うと“皇室は眞子内親王殿下の結婚を認めた”という誤解を国民に与える可能性はあるでしょう。

 ただ、この2つの儀式は結婚以外で皇籍を離脱される際にも行われるものですから、『納采の儀』が行われないので、これらも行えないというものではありません」

『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』と『朝見の儀』を行うことを最終的に決断されるのは天皇陛下。

 さらに、儀式を行うとなれば宮内庁が主導することになり「天皇陛下と宮内庁が眞子さまと小室さんの結婚を容認した」と受け止められかねないということだ。

 上皇ご夫妻とは、どういった形でのご挨拶になるのか。

「皇族であろうが、一般国民の小室眞子であろうが、上皇・上皇后両陛下の孫であることに変わりはありませんので、ご結婚にあたり、ご挨拶はされるだろうと思います。

 ただ、公式行事ではなく、私的なことですから、発表されない可能性はあります。10月20日は上皇后陛下のお誕生日ですから、この日に新型コロナウイルス感染症の対策を十分に行ったうえで、祝賀も含めてお住まいの仙洞仮御所に行かれる可能性もあります」(山下さん)

上皇ご夫妻を自身が勤務する博物館で案内される眞子さま('17年12月)

 婚姻届の提出と前後して、会見やご挨拶などをすべてこなした後、おふたりはNYで新婚生活を送られる見通し。

「気になるのは渡米後の小室さんとのNY生活ですが、すでに眞子さまは、現地での就職先を確保されていると聞いています」(宮内庁関係者)