女性で史上初の「究極のサマディ(悟り)」に達したインド政府公認のシッダーマスター=ヒマラヤ大聖者、ヨグマタ相川圭子さん。ヒマラヤ秘教の厳しい修行を終え、究極の真理を悟ったヨグマタ=宇宙の母さんに、読者の悩みを相談。辛酸なめ子さんの感性あふれるイラストとともに、解決へとみちびきます。

※今週のお悩み

 気心の知れた友達や家族と話すのは問題ないのですが、人前で話すのがとても苦手です。どうしても話さなければいけない場合は、事前に用意した台本に頼っています。台本どおりに話すので面白みに欠け、とっさの質問などにはうまく対応できません。場の空気を読んで、ユーモアを交えながら話す人を見ると羨ましい気持ちに。どうしたらスムーズに話すことができるのでしょうか。
(45歳・商社勤務/千葉県)

自分のあるがままを受け入れ人と比較しないこと

「人前で話をして失敗したら、あるいは笑われたらどうしよう」と心配するのではなく、笑ってくれてありがとうと周りに感謝してみてください。笑いが起きるほうが、場が静まり返るよりいいのです。

 あなたの話に、誠実さや尊敬する心、伝えたい気持ちが見えれば、多少話がスムーズでなくてもいいのです。あなたの一生懸命な姿が「私も話せるかもしれない」と周りに希望を持たせることもできます。

『欲の心』で「失敗しないように」と思うと、緊張します。あるいは話は上手でもおごりが見えると不快な気持ちを呼び起こすこともあります。たとえ下手でも新鮮で、初々しければ勇気を与えることもあるのです。

 最初は慣れずに大変だと思いますが、次第に体験を積んで話が上手になり成長する、そのプロセスが大切です。周りから愛されるキャラクターになるためには、失敗するくらいがちょうどいい。ひとりで話すのが難しければ、みんな一緒にと提案して、前に出てきてしゃべってもらって、助けてもらうのです。

 あるいは「笑いの行」を行い、「今日は幸福が来ますように、みなさん笑ってみましょう」と言ってもいいと思います。「わっはははー!」と先頭を切って笑うと場が和むし、自分もリラックスします。

 この方法は、結婚式などのスピーチにもおすすめです。新郎新婦もみんな緊張していますから、「人生の門出を祝福して笑いましょう。人生苦あり、楽ありですから。最初から笑い飛ばしましょう」と一気に笑いを爆発させると、きっと乗り越えられます。

 人の心と身体は、常に変化しています。揺れているのです。考えることも成長ですが、気にして迷うことも成長です。うまく話すことができない自分を責めずに、受け入れ、あるがままの自分を愛します。また、私の伝授するヒマラヤシッダー瞑想を実践すると、不動の人になることができます。その結果、人前で自然に自由に話せる人になれるのです。

 あなたの人生に瞑想をとり入れると、最速で意識の進化と成長ができ、楽に生きていくことができます。恐れではなく、みなと愛と信頼でつながれるのです。

ヨグマタ相川圭子さん 撮影/矢島泰輔

ヨグマタ相川圭子さん……究極のサマディに達して下界で活躍する世界にたった2人しかいないヒマラヤ大聖者。「女性史上初」5千年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者。国連本部で主賓としてスピーチ。日本、インド、ヨーロッパ、アメリカで活躍。日本に道場を持ち、ディクシャという瞑想秘法伝授と悟りの合宿を行う。全国で指導を展開。人生を変える本質的な生き方をガイド。『心と体をととのえて、もっと楽に生きる』(中央公論新社)など著書累計90万部。TBSラジオ・インターFM897、BSテレビに好評レギュラー出演中。
●公式サイトhttps://www.science.ne.jp/

辛酸なめ子……東京都生まれ。女子学院中学校・高等学校を経て、武蔵野美術大学短大卒。漫画家・コラムニストとして活躍。『渡る世間は罠だらけ』など著書多数。Twitter:godblessnameko

《構成/池野佐知子》