猫・犬警察は隅々まで確認

「猫・犬好きの芸能人を特集する番組があると必ずSNS上で《ビジネス猫好き》かどうかが話題に上っています。ビジネス猫好きの定義として《猫を可愛がっている自分を全面に出す女タレント》《家で飼っていない》などがあり、さらば青春の光の森田さんは猫を事務所で飼っているため猫警察に捕まったといいます。かまいたちの山内さんは猫の多頭飼いをしているのですが、それを《かわいそう》などと猫警察に指摘されていることを『ホンマでっかTV』(フジテレビ系)で話されてましたね。森田さんは“すぐ叩いてくるからオンエアやめて!”と笑いにしていました」(スポーツ紙記者) 

 芸人なら番組内で笑いに変えられるが、そうじゃないのは女優やアーティスト。

浜崎あゆみさんはSNSに愛犬の写真をのせるたびに警察が隅々まで確認。例えば神社に参拝時にペットを同行させている投稿には、《神社にペットは禁止です》などのコメントが次々に。愛犬の散歩の投稿にはガードレールにもたれた浜崎さんに対して《そこは座るところじゃありませんし、写真撮影している間ワンチャンがかわいそう》などのコメントも。

 女優の川口春奈さんはペットショップで75万円のフレンチブルドッグを購入したことが警察の逆鱗に。《ペットショップで購入するなんて》《命あるものに値段をつけるな》などの批判コメントが寄せられました」(テレビウォッチャー)

厄介なイエベ・ブルベ警察 

《イエベ秋だからブルベ夏の色はやめたほうがいいよぉ》

 ブルーのワンピースを着たフリーアナウンサーの加藤綾子のインスタグラムにこんなコメントが躍ったのは今年の夏のこと。

「ここ1年くらいでパーソナルカラーが重要視され、イエベ・ブルベ警察が多発しています。肌の色が黄み寄りならイエベ、青み寄りならブルベとなるのですが、芸能人のカラーを勝手に診断して合わない色の服を着ていたりするとアドバイスするという厄介な警察です。ここ最近でいちばん嫌かもしれないですね。好きな色を着ていいじゃないと思いますけどね」(トレンドウォッチャー)

 誰の中にも○○警察は眠っているもの。 

 それを争いを生むものにしてしまうのか、治安維持のための平和装置にするかは私たちのさじ加減ひとつ。

 心の○○警察、なるべく出動させなくてすむ治安のよさをひとりひとりに求めたい!?