「今回の会見で露呈したのは、秋篠宮さまが抱かれている小室圭さんへの圧倒的な負の感情でした。“娘の夫”といった表現で決して小室さんの名前を出すことはなく、先日の結婚会見や、今年4月に小室さんが公表した文書に対する批判的なおことばを述べられていて……。

 昨年のお誕生日会見では、はっきりと“結婚を認める”とおっしゃっていましたが、当時も心の底では“認めたくない”お気持ちだったと聞いています。なんでも、昨年の時点ではまだ“小室家からの辞退”に期待されていたそうですから」(秋篠宮さまの知人)

眞子さんに「楽しかったね」

 11月30日に公となった秋篠宮さまのお誕生日会見で、

《やはり私としては自分の口からそのことについて話をして、そして質問にも答える、そういう機会があった方がよかったと思っております》

 10月26日に入籍された小室夫妻が同日行った結婚会見において、圭さんが金銭トラブルを口頭で記者からの質問にも答えるべきだったと、残念がられていた。

 さらに、今年4月に圭さんが公表した、金銭トラブルの経緯などを詳細に記した28ページに及ぶ文書に対しては、

《あれを読んでどれぐらいの人が理解できるか。さっと見てですね、やはりじっくり読めば分かるけれども、さっと読んだだけだとなかなか分からないという、そういうものもあるわけで(中略)私の個人の考えとして、あれを読んでみんながすぐに状況を整理して納得できるというものではないと私は判断しました》

 そもそも、今年4月の文書公表時点で金銭トラブルが解決しておらず、文書内容についても多くの人が納得し、祝福してくれるようなものではなかったと述べられた秋篠宮さま。これらが決定打となり、殿下は一般の結納にあたる『納采の儀』などの3つの儀式を行わない決断を下されたとのことだった。

“婿”に不満を爆発された一方で、眞子さんには“常に公的なものを優先していた”“公を優先させるなら10年経っても20年経っても結婚ができない”と、皇室としては類例を見ない結婚になったことをかばわれていた印象です。

 会見で記者から眞子さんとの思い出を問われると、マダガスカルに私的旅行に行かれた際のドライブでの出来事や、現地にそびえていたバオバブの巨樹でのことを、とてもうれしそうに語られていました。たまたま、数か月前にもその話題が出て“あのときは楽しかったね”という会話をしたことも明かされたのです」(皇室担当記者)