あぐらをかいても仕方ないように思える夫にハッパをかける存在こそ、眞子さんであってほしいところだが……。

「眞子さんにとっても今の生活は居心地よく、結果的に多くの人に支えられています。“元皇族の特権があれば、困難を乗り越えられる”と無意識のうちに考えてしまっているのでは」(前出・皇室ジャーナリスト)

これ以上ない「厚遇ぶり」

 新居の手配やパスポート・ビザの申請など、渡米前は課題が山積みだったが、すべてがとんとん拍子に進んだ。

「ビザの取得には、従来2か月ほどの期間を要しますが、眞子さんは約3週間で渡米。一部では疑念の声もありましたが、これは日本のみで実施されている“特別措置”のおかげだと思われます」(在米ジャーナリスト)

 9月下旬から年内まで期間限定で施行されている特別措置。これを利用すれば、従来必要とされるビザ申請時の面接が免除され、書類の郵送のみで一連の手続きが完了する。

「私の知る限り、日本でこのような措置が施行されるのは今回が初めてだと思います」

 とは、米国ビザに詳しい『イデア・パートナーズ法律事務所』の上野潤代表弁護士。

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「一部のビザの更新は、もともと郵送での申請が可能ですが、今回のように新規で申請する際に面接が免除されるケースは異例といえるでしょう」(上野弁護士)

 条件として、日本国籍を有すること、日本に滞在していること、学生ビザや一部の交流訪問者ビザを申請する場合などが挙げられている。

「該当するビザは眞子さんが申請したと考えられるビザであり、タイミング的に眞子さんのための措置だと推測されてしまっても無理はありません。ただ、元皇族とはいえ、1人のために特別措置を設けるとは考えづらいのではないでしょうか」(同・前)

 特別措置がとられた理由について、在日米国大使館に問い合わせたところ、

「コロナの影響を考慮し、ソーシャルディスタンスを保てるように配慮いたしました」

 とのこと。しかし前出の在米ジャーナリストは息巻く。

「コロナ禍とはいえ、措置の内容とタイミング的に“もしかしたら眞子さんの渡米が影響したのかも……”と、勘繰ってしまいます。一刻も早く日本を離れたいと考えていた眞子さんにとって、ビザの取得に要する期間はネックだったはず。手続きが短縮されるという、これ以上ない厚遇を受けたのですから、国境を超えた忖度だと思われても仕方がありません」

 眞子さんはこれからも“見えない力”に守られ続けるのだろうか─。