'11年の初演以降、世界中で上演され“現代戯曲の最高傑作”と呼ばれる舞台『LUNGS』(12月23日まで東京グローブ座にて)。登場人物は男女のカップルだけ、背景も家具も小道具も一切なく、着替えもなし。照明の変化や音で時間や場所が移り変わっていく。

集中するために台本を…

 まさに出演者の演技力が試される舞台で、単独初主演にして、ふたり芝居に初挑戦中のジャニーズWEST・神山智洋。

 “そろそろ子どもを持つべきか……”とふたりが話し始めるところから幕が開き、会話が途切れることなく続く100分間の舞台。

「男女のカップルの痴話げんかの様子をのぞき見してもらう世界観。ふたつ前の舞台『オセロー』で(膨大に)セリフが多い役をやり切って“もう怖いものはない”と思ったら、ぜんぜん違うタイプのものがきちゃいました。

共演の奧村佳恵は神山を「あり方自体が柱、この作品の精神的支柱」と 撮影/高梨俊浩

 会話劇なので、自分だけでは成立しない。最初に(台本を)見たときは、“なんじゃこれ、すげーのきちゃったな”と(笑)」

 集中する色が青だとネットで調べ、台本を真っ青にしてすべて覚えた。

「(ジャニーズWESTの)桐山(照史)は“早く見たい、楽しみ”とめっちゃ言ってくれていて。小瀧(望)は次の1月クールのドラマで主演をするので、その撮影日程の関係もあって大阪まで見に来てくれて。“しゃべりだしたら止まらへん”って興奮したメールが届きました。実際に会ったときは“素晴らしかった”って言ってくれて。

 メンバーにも頑張っている姿を見せたいというのもあるし、褒められたいですね」

 演出の谷賢一から「気の遣い方が恩着せがましくない。当然のように努力して、当然のように結果を出してくる」と初座長ぶりを評価された神山。メンバーからも褒められるはずーー。