ドラマの撮影で、アメリカに行っていたという草なぎ剛。ほかにも映画出演に、6年ぶりとなる連ドラ主演も決定! 大活躍の草なぎだが、そんな彼が“縁”を感じている人とは……。

6年ぶりの連ドラ主演にワクワク

――夏にディズニープラスで配信されるドラマ『拾われた男』の撮影で、ずっとアメリカに行ってたんですよね?

「ミシガン州のカラマズーという町に20日間くらい行ってました。自然が豊かで鹿がいたりして、田舎なんですけど、すごくいい町でしたね。僕が演じるのは原作者の松尾諭くんのお兄さんなんですけど、彼がその町に暮らしていて、実際に住んでいた家だったり、勤務先で撮影したんですよ。行くとこ行くとこ全部お兄さんを知っている人がいて……なんかお兄さんを探す旅みたいな不思議な感覚でした」

――お兄さんはどういう人?

「ジョークが好きで、すごく周りの人から愛されている。つかみどころのないミステリアスな部分もあって、魅力的な人ですね」

――関西弁なんですよね?

「そうなんですよ。僕、関西弁の役って初めてで。英語のセリフもたくさんあるんですけど、関西弁のほうが難しかったかも(笑)。英語はなんとなく雰囲気でそれっぽく見せられるけど、関西弁はエセがバレる気がしちゃって……言葉のハードルも結構高い役ですね」

――8月には映画『サバカン SABAKAN』も公開されます。

「子どもたちが主役の映画で、僕は大人になった主人公を演じます。少年のひと夏の冒険を描いた心にしみる作品です。'86年が舞台なので、ちょうど僕の子ども時代と重なるんですよ。試写を見たあとは次の日まで余韻に浸っちゃいましたね。僕も子どものころはチャリンコで友達と隣町まで遠征したりしてたから、懐かしいなぁって」

――来年1月クールで復讐シリーズの第3弾の放送も決定です。

「連ドラ主演自体6年ぶりなので、ワクワクしますね。詳しい内容はまだ決まってないんですけど、復讐シリーズは金貸しだったり詐欺師だったり、キャラの濃い役を演じるので、僕的にはアニメっぽい感覚の作品なんですよ。今度はどんなキャラになるのか楽しみ!」

草なぎ剛【こぼれ話】

草なぎ剛 撮影/廣瀬靖士

今度は舞台で共演したい

「この間、吉沢亮くんの舞台『マーキュリー・ファー』を見に行きました。ものすごくよかった。白井晃さんが演出で、見る人によって感想が分かれる作品だと思うけど、僕はとても美しく感じたし、すごく好きだなって。亮くんも大河ドラマの『青天を衝け』の栄一とは全然違っていて、素晴らしかったです。今度は一緒に舞台に立ちたくなりましたね」

松尾くんに縁を感じてます

「『拾われた男』は松尾くんとの縁を感じる作品です。彼がちょうど原作のエッセイを書いてるときに舞台『バリーターク』で共演したんですけど、僕にとっては新しい地図としての初仕事だったからすごく印象に残ってる。その後『アルトゥロ・ウイの興隆』ではバディをやって……いま、彼が原作のドラマで彼のお兄さんを演じている。『拾われた男』自体、縁がテーマの一つですけど、まさにそれを感じてます」

行ってみたらびっくり!

「ロケで行ったカラマズーには、昔ギブソンの工場があったんですよ。僕、ギブソンが大好きなので行ってみたら廃墟しかなかった(笑)。でも、僕が持ってる'50年代のヴィンテージギターはこの場所で作られてたんだと思うと感慨深かったですね。ギブソンは10本くらい持ってるけど、昔のギターはなんか鳴りがいいような気がするんですよね。音にそんな違いはなくても、弾き心地がすごく好きです」

Information
『拾われた男』
ディズニープラス 今夏配信

『サバカン SABAKAN』
8月19日公開予定

『草なぎやすともの うさぎとかめ』
5月15日よりレギュラー放送 
読売テレビ(関西ローカル)
日曜 12時35分〜

取材・文/蒔田陽平
ヘアメイク/荒川英亮
スタイリスト/栗田泰臣 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー