億の資産を自力で作り上げた女性たち。投資などお金の勉強を常にしていることに加え人との縁や時間の使い方を大切にしているのが共通点。「おカネに使われず、好かれなさい」―金運を上げ続ける生き方、暮らし方のコツを聞いた。

億女・星野さん「不動産投資で資産7億円に」

 ハローワークで見つけた翻訳のパートをきっかけに、2人目の子どもが生まれて間もなくフリーの翻訳者になった星野陽子さん。その後ユダヤ人の夫と離婚し、30代前半でシングルマザーになった。

「2人の子育てで十分に働けず、収入も不安定な状態。子どもの将来に備え、『不労所得』が必要だと考えました」(星野さん、以下同)

 以前から星野さんは不動産投資に興味があった。元夫の義父はゼロから出発して不動産投資に成功し、多額の富を手にしていたからだ。最初はセミナーや書籍から情報を集めた。実際に投資する人からも話を聞き、人脈をつくった。

不動産投資家、翻訳者の星野陽子さん

「それで知人にすすめられ、30代のときに最初に購入したのが都内の440万円のワンルームマンション。私にとっては高額でしたが資金は家賃で6年で回収し、購入時より高い金額で売却できたんです」

 最初は銀行から融資を受けるのに苦労したものの、今では3億円のマンション2棟を所有。株式投資なども手がけ、複数の収入源を確保する。

 星野さんは成功したが不動産投資はリスクがつきもの。

「不動産投資に興味がある人は、まず手軽な不動産投資信託(REIT)から行うのがいいかもしれませんね」

 REITは集めた資金で不動産への投資を行い、賃貸料収入などを投資者に配当する。ワンルームを買うよりずっと手軽だと教えてくれた。

 星野さんの毎日は早寝早起きがモットーだ。毎朝、4時半に起床し読書をしたり、オンラインセミナーを受講。

「翻訳の仕事は午前中に集中して行います。9時からは株価のチェックも忘れません」

 日々のスケジュールは長年、時間管理しやすい「能率手帳」で調整している。

「仕事の予定以外のランチや旅行など楽しかったことにはマーカーを。仕事だけにならず、楽しいことにも目を向けるよう心がけています」

億女・星野さんのルール

◆財布はもらいものが吉!

 財布はもらいもの。風水では頂きものの財布は金運アップにつながる。食事代や買い物代はクレジットカード払いに

◆金貨を大事にして金運アップ!

 元夫の祖母からもらった金貨。ユダヤ人は迫害の歴史があるため、資産として持ち出しやすい金貨を大事にしていた。たまに手のひらにのせて、お金が湧き出るイメージトレーニングをする

「億女」たちの共通ルール
・お金や金運アップの話が好き
・朝、早くから活動する人が多い
・本をよく読み、情報収集がうまい
・無駄遣いは徹底的に避ける

PROFILE●星野陽子さん●不動産投資家、翻訳者。外資系銀行などの勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚し、のちに離婚。著書は『貧困OLから資産6億をつかんだ「金持ち母さん」の方法』(祥伝社)など。

(取材・文/松澤ゆかり)