オススメの施術、オススメしない施術

多部未華子(写真左から'08年・19歳、'14年・25歳、'22年・33歳)
多部未華子(写真左から'08年・19歳、'14年・25歳、'22年・33歳)
【写真】「どんどん可愛くなっていく」と話題! 多部未華子の10代→現在

イム子:では、二重にしたいけど、あまり幅広なのも嫌だ、という人にオススメの二重施術はありますか?

平野先生:手軽なのは糸で留める埋没法、長持ちさせたいなら切開法でしょうか。中でも埋没法の二点留めはラインを作りやすく安定しやすいので人気です。

イム子:よく、二重手術のやり直しなどSNSで見かけますが、実際に目元は何回もオペできるものなのでしょうか?

平野先生埋没法の場合、手軽とはいえやはり負担はあるので、3回以上はオススメしません。その場合は埋没法を繰り返すより、切開法に変えるなど相談してほしいですね。

イム子:整形は身近な存在になりましたが、しっかり検討することは大事なんですね。では、オススメしない二重施術はありますか?

平野先生:それはもう、バランス感のない施術です! 吉高さんや多部さんのオリエンタルな雰囲気の目元を目指すにしても目指さないにしても、例えば、10mm以上の二重幅を作りたがる、目頭切開タレ目形成をやりすぎるなどはNG。自分ではコンプレックスかもしれませんが、全体のバランスを見ることは将来のためにも非常に重要です。

イム子:自分の顔で気になる部分はたくさんありますが、第三者である医師の意見などをしっかり聞くことはとても大事なんですね。ところで、「二重」ではなく、まぶたの「たるみ」が気になる場合、なにか方法はあるのでしょうか?

平野先生:ひどい場合は、上まぶたのたるみ取り眉下部分を切開する方法もありますが、まずはサーマクールアイなどで始めるのがいいかと思います。施術直後から効果を感じやすいのでリピートする方も多い施術です。ただし、まぶたの場合はたるみなのか、または眼瞼下垂なのか、きちんと診断してから方法を選ぶことが非常に大事ですね。


平野正之先生
平野正之先生

今回お話を伺ったのは…
平野正之先生
秋田大学医学部卒業、小田原市立病院勤務、各地で形成外科医として勤務。その後、美容外科クリニック入職を経て、令和3年より銀座高須クリニック勤務(instagram)。専門的知識が豊富で丁寧な説明と培われた技術で患者からの信頼も厚い。形成外科専門医、日本美容外科学会会員、日本熱傷学会会員