なんとも黒田らしい理由だが、そんな彼にはちょっとした目標があるそうで。

息子が、言葉がわかる3歳くらいになったら、1回舞台を作らせてみようと思って(笑)。もうキャストは集まってきていますし、ドラマターグという演出家のアドバイザーのような役割に“黒田勇樹さん”という最近話題のあの方が参加してくれることが決まっているので(笑)。今年の8月で2歳になるので、来年の年末くらいにやりたいですね」

自分は“エンタメ遊びおじさん”

 3歳による作・演出の舞台だなんて、話題になること間違いなしだが、黒田本人も“子役”“引退”“風貌の変化”と話題に事欠かない。これについて聞くと……。

サービス精神が旺盛な黒田勇樹は、撮影中におちゃめなポーズを自ら次々と披露してくれた(撮影/山田智絵)
【写真】『人間・失格』に出演、中性的な美少年だった12歳の黒田勇樹

「サーファーの気分ですね。“好き勝手に生きて、来た波にはちゃんと乗る”のが、芸能人の生きざまだと思っています。波が来て乗らないやつはカッコ悪いし、波を狙わないやつもダメ。難しいところではありますが、波なんて自然現象だから、自分では起こせないじゃないですか。でも、乗ることはできるので。感覚としては、ずっと“ただ遊んでるだけ”なんですよね」

 いったいどういうこと?

「だって、子役のころから劇場とかカメラの前で遊んでたから、今もそれ以外の方法をあまり知らないんです。エンタメの中にいられればそれでいいという“エンタメ遊びおじさん”ですね。だから、今でも劇場で遊んでるんでしょうね、僕は

 数奇な人生を送ってきた黒田。“余生”の続きにはどんな展開が待っているのだろうか─。

黒田勇樹 '82年4月23日生まれ。脚本・演出を担当した舞台『黒田薔薇少女地獄』が8月24日までアーカイブ配信中。8月13日には監督を務めたドラマ『妖ばなし』(TOKYO-MX2)が放送