お尻を揺らしながら踊る“ヒップダンス”で、'10年代の日本におけるK-POPブームの火付け役となったガールズグループKARA。'16年を最後に事実上の解散となっていた彼女たちだが、9月19日に復活を発表。11月には15周年記念アルバムも発売予定だという。

KARAといえば、日本で爆発的なヒットを記録している最中の'11年、メンバー5人中3人が“契約解除”を申し出たり、契約満了を迎えたメンバーたちがそのまま脱退してしまうなど、最終的には喧嘩別れのような形で姿を消してしまいました。それだけに、今回の再結成はファンを大きく驚かせたんです」(スポーツ紙記者)

15周年記念で集まったメンバーを公開した知英(ジヨン)のインスタグラム

 不可能に思えた再結成が実現した背景には、KARAのメンバーたちとファンにとって一生忘れられない出来事が大きく影響している。それは'19年11月24日に、メンバーのひとりであったク・ハラさん(享年28)が自ら命を絶ったことだ。

ハラさんの死をきっかけに少しずつ状況が変わっていき

「'19年にハラさんが日本の芸能プロダクションと契約を結んだとき、彼女はKARAの再結成に強い意欲を示していて、ほかのメンバーたちにも積極的に呼びかけていたのですが、いい返事はもらえませんでした」(レコード会社関係者)

 しかし、ハラさんの死をきっかけに少しずつ状況が変わっていく。ハラさんが願っていた再結成が現実的なものへとなっていった。

'14年に脱退したニコルさんとジヨンさんは、新メンバーのヨンジさんとはハラさんの葬儀で初めて顔を合わせたといいます。そこでは具体的に再結成の話は出なかったそうですが、その後もハラさんの月命日には毎月5人で会っていました。何度も顔を合わせていくうちに、自然と再結成の気運が高まっていったのだと思います。'22年が、彼女たちの韓国でのデビューからちょうど15年という節目だったことも大きいでしょう」(同・レコード会社関係者)

 アルバムを発売する11月は、ハラさんが亡くなった月でもある。メンバーたちがインスタグラムで公開している5人そろった最新写真には、ハラさんのアカウントも“タグ付け”されており、5人のハラさんへの思いが垣間見えるようだ。

 再結成が実現したもう1つの理由は、元所属事務所だった『DSPメディア』が、勢力を拡大中の芸能事務所『RBW』に買収されたことにもあるという。

もともとは『DSPメディア』との契約を巡ってメンバーの脱退が起きたので、今回も『DSPメディア』に所属するという条件ならば、間違いなく再結成は実現されなかったでしょう。『RBW』に買収されて別会社となったことで、メンバーたちの不信感も和らいでいったのだと思います」(同・レコード会社関係者)

 再スタートをきった5人のこれからに注目だ。