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ー 一方でSNS上に寄せられたコメントには……

 9月25日に実施された総合格闘技イベント「超RIZIN」にて、「ごぼうの党」代表の奥野卓志氏(48)が出演。同イベントで那須川天心と対戦するフロイド・メイウェザー(45=米国)に贈呈するはずの花束をリングに投げつけ、ネット上で非難の声が殺到した。

 奥野代表は9月30日にはごぼうの党YouTube公式チャンネルに出演し、「花束事件」に関する“事の経緯”を説明。奥野氏によると、花束を投げつけたのは、2018年におこなわれた那須川天心との一戦が影響しているとのことだった。メイウェザー氏は“バンテージチェックに2時間以上遅刻してきた”ことや”自分の遅刻が原因にも関わらず那須川天心のバンテージにハサミを入れてチェックのやり直しを要求する”といった、マナー違反に対する憤りの現れだったと胸の内を露わにしている。

一方でSNS上に寄せられたコメントには……

 その後奥野代表は、元プロレスラー・前田日明氏の公式YouTubeチャンネルに出演。「ごぼうの党」公式動画にアップした謝罪動画の反響について、「2万人近い方がいいねしてくださって、でそのうちの1万数千人の方がコメントをくださってるんですけど、90%くらいが応援メッセージなんです」と語り、自身の想いを理解してくれる人は多いと報告した。

 実際にYouTubeへ投稿された謝罪動画に寄せられたコメントには

勇気ある行動だと思いました。格闘技界だけでなく、このような事例を許してしまうと日本という国が世界から舐められるきっかけになる

 など奥野代表の意思を尊重するコメントが多数。理不尽な海外選手に対しても一貫した対応が必要であるとする考えに、多くのファンが同調していると言えるだろう。

 しかし一方でSNS上に寄せられたコメントには、

そもそも奥野氏と全く関係のないところに勝手にキレてるのが理解できない。バンテージ問題は那須川天心選手とメイウェザー選手とライジンの問題だし、あなたの出る幕じゃないよね

そりゃ自分のチャンネルに登録している人だもん。まぁ応援する人も9割は超えるよね。もっと外の意見を聞いた方がいいと思う

やっぱり『お前がやることじゃない』という意見は変わらないかな。格闘技とは無縁の新興政党の知名度目当てというファクターを無視してはダメでしょう

 など、やはり批判的な意見も後を絶たない。奥野代表が発言した“90%が応援メッセージ”という見解については、認識を改める必要があるようだ。